カイリー・ジェンナー Photo: David Fisher/Shutterstock
人気リアリティー・スターで実業家のカイリー・ジェンナーが、フランス・パリで行われたファッションウィークで「ライオンの頭がついたドレス」を着用し非難を浴びている。
現地時間1月23日(月)、「2023年春のクチュールショー」がパリで開催され、多くのセレブが集結。同イベントに参加したカイリーは、不気味なほどリアルな大きなライオンの頭が貼りついた、オフショルダーのタイトなドレスを着用し、ネット上をザワつかせた。
当のカイリーは、インスタグラムを通じて「美女と野獣。このような特別な朝のために、ダニエル・ローズ・ベリーと『スキャパレリ』に感謝します。人口素材を使って手作業で作成された、このフェイクアートの創作物を着るのが大好きです。本当に美しい(ライオンの絵文字2つ)」と、フランスのファッションブランド「スキャパレリ」と同ブランドのクリエイティブ・ディレクターであるダニエル・ローズ・ベリーに感謝を述べた。
人々の批判はカイリーの耳には入っていないようだが、ネット上には「フェイクであることに感謝しているけれど、いまだにあの画像に心をかき乱されている」「どうしてあなたは動物の頭をドレスにつけているの?フェイクであろうと、そうでなかろうと…。私には意味がわからないのだけど?」「最新の野生動物のアクセサリーを入手するためにこの先もっと多くのアメリカ人がアフリカに押し寄せるだろうね」「(彼女の)これまでで最悪のファッションミスのひとつ」などといった批判が殺到している。
しかしながら全員がカイリーのファッションを不快に思っているわけではないようだ。あるネットユーザーは、「ライオンの頭」を「子供のおもちゃ」と比較し、「お前ら、自分の子供がぬいぐるみを持ち運んでないかのように振る舞うなよ。それも動物狩りを奨励していると見なされるんじゃないか?」と、擁護している。
なお、「クチュールショー」のトップバッターを務めた「スキャパレリ」は、渦中の「ライオン頭」をファッションショーで披露。ちなみに、「ライオンの頭」を着けランウェイを闊歩したのは、人気モデルのイリーナ・シェイクであった。