・1月18日、BTSのシュガのトーク番組『シュチタ』にBIGBANGのSOLが出演した。
・新曲『VIBE』をリリースしたSOLと、MCのSUGAはメンバーのジミンについて言及。ジミンを称賛する2人の会話では”山戦水戦”という言葉が登場した。
・今回はSUGAとSOLの会話からジミンの苦労や、彼を象徴する四字熟語”山戦水戦”の意味をご紹介する。
1月13日、BIGBANG(ビッグバン)のSOL(ソル)がデジタルシングル『VIBE(Feat.Jimin of BTS)』(以下、『VIBE』)をリリースした。
新曲の『VIBE』にはBTS(防弾少年団)のジミンがフィーチャリングで参加しており、世界中のK-POPファンを盛り上げている。
そんな中、1月18日にはBTSの公式YouTubeチャンネルBANGTANTVが『シュチタ(SUGAが酔っ払うタイムの略)』の第3話を公開。
ゲストにはSOLが登場し、MCを務めるSUGAとトークを交わしながら、新曲の裏話やBIGBANGに対する想いについて語った。
その中で2人はジミンに言及。一体、2人はジミンについて何を語ったのだろうか。
今回はSUGAとSOLの会話からジミンの苦労や、彼を象徴する四字熟語”山戦水戦”の意味をご紹介する。
SUGAとSOLがジミンに言及
番組の冒頭、SOLの新曲『VIBE』の話題が出ると、2人は真っ先にジミンについて言及した。
改めて新曲を聴き、「(ジミンは)一生懸命レコーディングしたね。がんばったね」と笑顔を見せたSUGA。
するとSOLはその言葉に反応するように、ジミンは15回以上録り直しを行い、努力していたとレコーディングの裏話を語った。
今では魅力的な歌声を持つBTSのボーカルとして、広く認知されているジミンだが、現在までの実力を身につけるまでには多くの苦労を重ねてきたという。
SUGAは「ジミンは元々歌をしていた人ではありません」「舞踊を習っていたので、デビューをしてから歌を始めました」とジミンの過去を振り返り、「彼も山戦水戦(산전수전)、全てを経験したんですよ」と語った。
そんなSUGAの発言に対し、SOLも納得。
「見ていてすごく彼は努力家だと思いました」「ジミンは僕が敵わないくらい、本当にできるまでとことんやるんです」とジミンを称賛した。
2人の人気アーティストがこのように語る姿からは、ジミンが真の努力家であることが伝わってくる。
そんなジミンを象徴する言葉として、シュガが語った”山戦水戦”。
この四字熟語には、一体どんな意味が含まれているのだろうか。
山戦水戦とは?
”山戦水戦(サンジョンスジョン)”とは、韓国で使われる四字熟語だ。
山で戦い、水の中で戦うという漢字からも汲み取れるように、”あらゆる苦労をしながら様々な経験を積んだこと”を意味する。
そのため、今回SUGAの「ジミンも山戦水戦、全てを経験したんですよ」というコメントは、”苦労しながら色々な経験をしてきたんです”というニュアンスとして捉えることができるのだ。
この表現は芸能人だけではなく、専門分野のプロやベテランであることを表現する際にも利用される。
tvN(Netflix)『愛の不時着(2019)』でも、ソン・イェジン演じるユン・セリが「私はこう見えても山戦水戦、空中戦まで経験した女よ(내가 이래봬도 山戦水戦 공중전까지 다 겪어본 여자예요)」という”山戦水戦”を使ったセリフを披露。
ユン・セリが自身のこれまでの苦労や、経験豊富であることをアピールするシーンで使用されている。
ジミンが重ねてきた苦労
現在、BTSのボーカル、ダンサーとして活躍するジミンだが、実は歌だけではなく得意分野のダンスでも苦労した経験があるという。
ジミンは芸術高校の舞踊科に進学し、現代舞踊を学んでいたことでも知られている。
その経験がパフォーマンスに大いに役立つ一方、BTSとしてデビューをする前には慣れないヒップホップのリズムや、体の動かし方などに苦労したという。
デビュー当時から努力を重ね、ファンを虜にする唯一無二の歌声を作り上げたジミン。
彼の苦労を近くで見ていたSUGAが”山戦水戦”という言葉を使っていることからも、ジミンはこれまでに相当な困難を乗り越えてきたことが伝わってくる。
SUGAとSOLがジミンを称賛した『シュチタ』が公開されると、ジミンはWeverseにて「シュチタのファンになっちゃいました」とコメント。
照れたような絵文字と共にかわいらしい反応を残している。
1月16日、ジミンがDIOR(ディオール)の新グローバルアンバサダーに就任したことが発表された。
一部韓国メディアでは、ソロデビューアルバムの制作中であるという報道がされており、今後のジミンの活躍にもさらなる注目が寄せられている。