キム・カーダシアンと、故ダイアナ元妃
キム・カーダシアンが、故ダイアナ元妃のネックレスを落札したことがわかった。
1月18日(水)、リアリティスターで実業家のキム・カーダシアンは、サザビーズが行う毎年恒例の「ロイヤル・アンド・ノーブル・オークション」に参加。故ダイアナ元妃が身につけていた有名なダイヤモンドクロスネックレスを197,453ドル(約2500万円)で落札したという。
「アッタラー・クロス」と呼ばれるこのネックレスは、王室御用達の宝石商「ガラード」社が1920年に製作し、1980年代に実業家のネイム・アッタラーが購入した。ネイム・アッタラーとダイアナ元妃は長年の友人で、このネックレスをたびたび貸し出していたのだという。
ダイアナ元妃は、1987年にロンドンで開催されたチャリティ・ガラにてキャサリン・ウォーカーの紫色のベルベットドレスに合わせて、このネックレスを着用。チェーンが長く、サーキュラーカットのダイヤモンドとスクエアカットのアメジストがちりばめられた大きな十字架が、みぞおちあたりに配置されるデザインのこのネックレスは、その大胆さが当時多くの注目を集めた。
このネックレスを身につけたのはダイアナ元妃のみで、彼女の死後、公の場に登場したことはなかった。
その後、ネックレスはオークションハウスのもとに渡り、このたびキムが手にすることになったのだ。
キムはこれまでにも、エリザベス・テイラーやジャッキー・オーといった故人の遺品や歴史的アイテムをオークションで手に入れてきたことで知られている。
さらに、昨年開催されたファッションの祭典「メット・ガラ」には、マリリン・モンローの象徴的なゴールドのドレスを身にまとって参加し、話題をさらっていた。