リアム・ヘムズワース(左)、マイリー・サイラス Photo: Hahn Lionel/ABACA/Shutterstock
先週末に最新シングル「Flowers/フラワーズ」を発表した人気歌手のマイリー・サイラス。同曲を聴いたファンからは、やはり元夫リアム・ヘムズワースのことを歌った曲なのではないかとして話題となっている。
マイリーは昨年の大みそか、カウントダウン・コンサート「Miley's New Year's Eve Party」を主催。その際、新曲「Flowers」を1月13日(金)リリースすることを発表したが、その後、アメリカでの発売を前倒しし、1月12日にリリースすることを明らかにした。
ファンはというと、元夫リアム・ヘムズワース(33)の誕生日にあわせるために時間を変更したのではと推測。アメリカで1月12日にリリースされたとき、リアムの故郷であるオーストラリアの現地時間は彼の誕生日である1月13日の午前11時だったためだ。
そんな「Flowers/フラワーズ」だが、歌詞にも注目が集まっている。米JustJaredJr.によると、同曲の歌詞はかつてリアムがマイリーに捧げたとされるブルーノ・マーズの楽曲「When I Was Your Man(邦題:君がいたあの頃に)」(2012)の歌詞をまるで鏡のように反転させた内容になっているという。
「When I Was Your Man」は、自分のもとを去ってしまった彼女をいまも忘れられない男性の心情を歌った楽曲であり、曲中には以下のような歌詞が含まれている。
「きみに花を贈れば良かった/その手をにぎって/時間があるときはいつもきみと一緒に過ごすべきだった/パーティーに連れていけば良かった/きみは踊りたかっただけなのに」
一方、マイリーの「Flowers」は、過去の恋愛を回顧し、元恋人が自分のためにしたことは全て自分にもできると歌った、非常に前向きな歌となっている。
「花は自分で買える/砂に自分の名前を書ける/何時間も独り言を言える/あなたが理解できなかったことを言える/自分をダンスに連れていける/そして自分の手をにぎれる」
ブルーノ・マーズの歌詞をサンプリングする形で、現在の心境を歌ったマイリー。長らく人生を共にしてきたリアムとの破局を乗り越えた彼女はいま、誰よりも強い女性へと成長したようだ。