ジミン
ラグジュアリー・ブランドの「Dior（ディオール）」が、人気K-POPグループ「BTS」のメンバーのジミンとグローバル・アンバサダー契約を締結したことがわかった。WWDが伝えている。
BTSと、フランスのラグジュアリー・メゾン「Dior」は以前から関係があり、2019年には、同ブランドのメンズウェアデザイナーのキム・ジョーンズが、彼らの世界ツアー「Love Yourself: Speak Yourself」で、ステージ衣装をデザインしたことで知られている。
BTSはこれまで、マクドナルド、コカ・コーラ、サムスン、そして2021年4月にルイ・ヴィトンのブランド・アンバサダーを務めてきたが、このたびその提携が終了。それに伴い、ジミンがDiorのグローバル・アンバサダーに任命された。また、ヴィトンとDiorはともにフランスの大手企業「LVMH（ルイ・ヴィトン・モエ・ヘネシー）」の傘下である。
2013年にファースト・アルバムをリリースし、その後世界的人気を誇るモンスターグループに成長したBTS。昨年6月、メンバーのRM、ジン、シュガ、J-Hope、ジミン、V、ジョングクがソロプロジェクトの模索と兵役に就くために活動休止することを明らかにし、世界中のファンに衝撃を与えた。
ジミンは最近、同じく人気K-POPグループ「BIGBANG」のテヤンと新曲「Vibe」でコラボを果たし、またジミンは来月にはソロアルバムをリリースするとウワサされている。
今回、Diorがジミンと契約したことは、各メンバーが個々にブランド力を発揮できることを意味しているようだ。Diorは声明の中で「ジミンは、Diorの精神と特異性、時代を超えたシグネチャーを持つ現代性を体現しています」と、述べている。
Diorが韓国のスターをグローバル・アンバサダーを迎えるのはこれが初めてではない。2021年3月にはBLACKPINKのジスをファッションとビューティーのグローバル・アンバサダーとして起用。データ収集企業「Launchmetrics」によると、Diorとジスは、パリのファッション・ウィーク中にSNSで大反響を受け、ブランド側も韓国スターの威力を実感したと伝えられている。
