「リック・アンド・モーティー」
カートゥーン・ネットワークの人気アニメ「リック・アンド・モーティー」の原作者であり、主人公リックの声優をつとめるジャスティン・ロイランド(42)が、家庭内暴力の重罪で起訴されたことがわかった。
NBCニュースが報じたもので、2020年にカリフォルニア州オレンジ郡で発生した事件に関するものだという。
ジャスティン・ロイランドは1月12日(木)、身体的傷害を伴う家庭内暴力および不法監禁の罪に関する公判前審理に出席するため法廷に現れたという。
ロイランドは2020年、当時交際していた女性から家庭内暴力を告発されており、同年8月に5万ドル(約643万7000円)を支払って保釈された。
一方、その2カ月後に情報の秘密保持命令が出されたことから、事件の詳細は明らかになっていない。
ロイランドの弁護人T・エドワード・ウェルボーン氏はThe Post紙に対し、この件に関するメディアの報道が不正確であると指摘。「はっきり言って、ジャスティンは無実であるだけでなく、地方検事局が証拠を徹底的に調査すればこの問題は却下される方向に進むと考えている」と続けた。
さらに「我々としては、今後ジャスティンの汚名を晴らし、彼ができるだけ速やかに前進できるよう支援していくことを楽しみにしている」と付け加えている。
「リック・アンド・モーティー」は、2013年からカートゥーン・ネットワークで放送されているSFをテーマにしたドラマで、視聴者をはじめ批評家からも高評価を得ていた。昨年にはシーズン6が放送されている。
ロイランドはアニメ制作に加え、テレビゲーム「High on Life」の発売やNFTアートの販売、Huluのオリジナル番組「ソーラー・オポジット」の制作など多方面で活躍している。