都内に事務所を構える特定非営利活動法人、「人身取引被害者サポートセンター ライトハウス」。ここは、2004年に設立されて以来、「被害者支援」「啓発」「政策提言」の3つの活動を通じて人身取引の問題に取り組んでいます。

「被害者支援」とは相談窓口運営と直接・緊急支援を行い、「啓発」と「政策提言」は社会の意識や法律・制度を変える運動を行うこと。

団体名称の「ライトハウス」は英語で灯台の意味。人身取引という問題に光を照らし、「人身取引を見逃さない」「人身取引の被害者を見捨てない」という理念のもとに、「遠くだけでなく、足元にも光をあて、暗闇のなかで孤独に沈む人々の灯りとなる」という思いが込められているそう。

 今回、「ライトハウス」の女性スタッフ3名(池田さん、中村さん、平岡さん:仮名)に話を聞くことができました。スタッフのプライベートを守るために写真も顔を写さずに、名前も仮名にさせていただきました。