会社員は上司が選べないため、嫌いな相手でも部下としてコミュニケーションが必要です。この記事では、やっかいな女上司を5つのタイプに分け、タイプ別のトリセツをご紹介します。職場の女上司と接するのが少しでも楽になるように対策を知っておきましょう。
嫌われる女上司の共通点とは
部下から慕われる女上司もたくさんいる一方で、部下に嫌われる女上司もいます。
- 女性ならではの嫌な部分が見える
- 上司であることを鼻にかける言動が見られる
- 性格や思考、仕事の仕方などが人として尊敬できない
このような女上司が自分のチームにいたら、どう対応すべきか悩んでしまいますよね。
部下に嫌われる女上司のタイプ別に対処法を見ていきましょう。
部下に嫌われる女上司とは?!タイプ別のトリセツ5選
まずは、部下に嫌われる上司をタイプ別に一覧で紹介します。
- 気分屋タイプ
- パワハラタイプ
- 好き嫌いが露骨なタイプ
- ネチネチタイプ
- 仕事ができないタイプ
あなたの上司はどのタイプに当てはまるでしょうか。
タイプ別のトリセツも用意しているので、参考にしてみてくださいね。
1.感情の浮き沈みが激しい【気分屋タイプ】
さっきまで上機嫌で笑っていたかと思えば、急に眉間にシワを寄せて不機嫌になる気分屋タイプの上司。
報告や相談したいことがあるのに、相手の気分を配慮しなくてはならないタイプです。
女上司の顔色やタイミングを伺いながら仕事をするのは疲れてしまいますよね。
女上司の気分の浮き沈みが起きやすいパターンを観察しましょう。
時間帯で気分が変わりやすいタイプの人もいれば、特定の業務のときに気分が変わりやすいタイプもいます。
傾向がわかっていれば、高確率で上機嫌のタイミングで対応できるはず。
理由もなくイライラしている場合、女上司の年齢によっては更年期の影響かもしれません。
更年期の影響は個人差があり、自分ではコントロールできないので、女上司も大変なのだなと思うと、少し心に余裕が持てます。
2.威圧的な態度や口調で委縮させる【パワハラタイプ】
常に部下に目を光らせ少しでも失敗しようものなら、みんなの前でもお構いなしに叱咤する。
仕事中の会話やミーティング中も雑談や笑顔が少なく、結果重視。
役職に強いこだわりがあり、上司であることを何かと振りかざしてきます。
部下は監視されているような緊張状態になり、非常にストレスがたまるタイプの上司。
このタイプの女上司は自分を格上として扱ってほしく、フレンドリーな接し方を嫌う傾向が強いです。
無理に仲良くしようとせずに、上司・部下としての適度な距離を保ちましょう。
仕事ができる上司なら、”仕事ぶり”を尊敬している意思表示をすると風あたりがマイルドになることもあります。
3.人によって態度が変わる【好き嫌いが露骨なタイプ】
職場とはいえ人間同士なので相性の良し悪しはあるもの。
上司たるもの大人の対応をしてほしいですが、なかには好き嫌いで露骨に態度を変える上司もいます。
チーム内で悪口を言いふらすこともあるので、いつの間にか険悪な雰囲気に。
チームをまとめるはずの上司が、チームの人間関係を壊す本末転倒なタイプです。
女上司の好きなタイプに入れば実害は少ないかもしれませんが、嫌いなタイプに入ってしまうと辛いもの。
対応策としてはまず女上司の嫌いなタイプの特徴をつかむことです。
女上司と接するときは女優になったつもりで、嫌いな部分を出さないように努めましょう。
4.指摘がとにかく細かい【ネチネチタイプ】
「そんなことまで?」というレベルで、細かく指摘や確認をしてくるタイプ。
緊急度・重要度の低い業務や私生活に関しても徹底的に詰め寄ってきます。
心配性ともいえますが、ネチネチと重箱の隅をつつくような指摘が続くと非常に疲れますよね。
このタイプの女上司に有効なのが“先回り”と“効率化”です。
業務をこなすうちに女上司のこだわるポイントがわかるようになっていきます。
指摘をされる前に先回りで提示をしておく、業務を効率化して+αの仕事に取りかかるようにするとよいでしょう。
一目置かれるようになりネチネチ詰め寄られることも減るはずです。
5.ほんとうに上司なの?【仕事ができないタイプ】
仕事ができないタイプの女上司がついてしまったら、精神面だけでなく業務の負担もかなりのもの。
年次とともに昇格してしまい、実務ができないのに役職がついたタイプ。
自己アピールがうまく、上に対しては“仕事をできる風”を装っている場合も多いです。
さらに“部下の手柄を自分のものにする”オプション付きの場合も。
自分より“上の存在”だと思うと、期待もしますしイライラもします。
悲しいですが女上司をリーダーとして見ない、期待しない方法がよいでしょう。
もはや女上司はいないものとし、顧客満足や自己成長のために尽力する。
そんなあなたの働きを評価してくれる人は、何も直属の女上司だけではないはずです。
ほかのメンバーと協力しながら、割り切って成果につなげていきましょう。