◆ミュージカルに普段接していない方でも楽しめると思います

演出は東京2020パラリンピック開会式を担当したウォーリー木下、構成は『サ道』『タモリ倶楽部』で知られる竹村武司、音楽監督は多くのアーティストのプロデュースを手がける武部聡志と、錚々たる面々がそろった。披露される楽曲も多彩だ。

「『キャバレー』などのブロードウェイ・ミュージカルの名曲から、個人的にずっと歌ってみたかった玉置浩二さんの『田園』など日本を代表する歌謡曲、宝塚時代のナンバーまで幅広い構成です。ミュージカルに普段接していない方でも楽しめると思います」

◆ふとしたきっかけでハマる男性も多い

望海風斗
撮影:岩田えり(提供:WOWOW)
女性ファンが多いイメージの宝塚やミュージカルだが、望海は「ふとしたきっかけでハマる男性も多い」と語る。

「宝塚では企業の貸し切り公演もあるのですが、最初は困惑気味の男性も、山場のシーンになると前のめりになるのが舞台からもわかる。ご夫婦でご覧になって、自宅に帰ると旦那さんが男役の真似をしていたという話もよく聞きます(笑)。男性ファンが増えることはやっぱり嬉しいですね」