老後に困らないために今できること

老後に困らないようにするために、次の3つを心がけましょう。

将来の収入や支出を予測しておく

自分が将来もらえる年金や退職金の額、老後の暮らしに必要な費用についてできる限り具体的に知っておきましょう。老後の収入や支出を試算すると「足りない金額=備えるべき金額」が見えてきます。

年金や退職金に期待しすぎない

年金や退職金は数千万単位で老後の支えとなってくれるものですが、国や会社の方針次第で変わる可能性もあります。全面的に頼りにするのではなく自分でも備えておきましょう。

お金に困らないための準備を始める

足りない金額を補うためにはどうすればいいか考えます。たとえば、現役の間に貯金をがんばる、高齢になっても働けるスキルを身に付ける、iDeCoやNISAなどを使って投資でお金を増やす、生活費を見直して家計をコンパクトにするなどがあります。どれも一朝一夕ではできませんので、早めに準備し始めたいところです。

老後のために今できることから始めよう

年金は、老後の生活を支える経済的な基盤になることは確かですが、それだけで生活できるという保証はありません。

いくらもらえそうなのか、それで足りそうなのか、いくら自力で確保しておくべきなのか、よく考えて対策しておきたいものです。生活費を抑える工夫、年金や資産を増やす方法など、今から実践できることはあるはずです。

文・fuelle編集部