なお、1作目の映画は興行収入45億円を記録し、21年の実写作品トップに輝いた。実写映画続編の集客にも期待したいところだが……。

「実は、続編ではその勢いが落ちるのではないかと懸念されています。理由の1つは、原作漫画の最終回が、ネット上で『ひどい終わり方』『打ち切られたのかと思うほど、意味不明な結末だった』などと“プチ炎上”していたこと。2つ目は、アニメ版第2期の視聴手段が激減し、話題性に欠けることです。アニメ版第1期(21年4~9月)は、テレビ東京系で放送されたほか、AmazonプライムビデオやHuluといった複数の配信サービスで視聴できた一方、今月7日にスタートした第2期は地上波放送以外だとディズニープラスで独占配信。ファンから『なんでディズニープラスだけ?』『見られる手段が減ったせいで全然話題になってないよね』という苦言が寄せられています」(同)

 そんな中で実写映画続編の情報が解禁されたため、ネット上では「原作の最終回がひどすぎてファン離れが起きてたし、実写映画の興収にも影響ありそう」「俳優さんのファンは見るかもしれないけど作品自体のファンは相当離れてるから、1作目のようなヒットは無理かもね」などと心配されている。公開後、こうした不安を吹き飛ばすほどの大盛況となればいいが、果たして……。