ーーモデルはいつからやっていたんですか?
MONICA:初めてモデルをしたのは中学生のとき。当時、ウィロー・スミスがモヒカンにしてて、「めっちゃイケてる、自分も絶対やりたい!」って憧れていたんです。それをSNSで発信したら、知り合いのイラストレーターさんが「作品集を作るから、この髪型にして出てほしい」って誘ってくれたのが、モデルとして初めての撮影でした。
上京後は、ヤマトの梱包センターとかでバイトをしながらフリーでモデルをやっていました。初めて所属した事務所は、撮影で一緒になった子に紹介してもらったんです。自分から事務所の方に「もしもし、MONICAって言います」って電話して。そしたら、その日のうちにマネージャーさんに会ってもらえることになって、ちょうどタイミングがよく「じゃあ、MONICA入れちゃおう」ってなったんです。もう、ありがたいし、ラッキーすぎるじゃないですか。今の事務所に入ったのも、スタッフさんとのご縁があったからなんですけど、そういう巡り合わせにずっと恵まれてきたから、自分はラッキーガールやなって思うんです。
ーーただラッキーなだけじゃなくて、行動力があってのことだと思います。
MONICA:でも、目の前に“お皿”を用意してもらえること自体がもう、ラッキーじゃないですか。だからこそ、それをただの偶然にはしたくないんです。
高校を卒業するときもそうだったけど、私は昔から明確な夢とか「やりたいこと」がなくて。だから、将来の夢も、5歳のころの「ティンカー・ベルになりたい」が最後です(笑)。
でも、「やりたいこと」はきっと明日でもできるけど、「できること」は、明日はできるかわからないですよね。今はモデルをやらせてもらってるけど、5年後オファーがあるかはわからない。だからこそ、今は私にモデルをやってもらいたいって言っていただけたなら、それに応えたい。「できること」は全部やるのが、人生の目標なんです。