バーガンディメイクを耳にしたことはありますか?深みのあるバーガンディカラーを取り入れたメイクは、近年注目度が高く人気が集まっています。今回はバーガンディメイクが初めての方にも使いやすいおすすめのアイシャドウやアイライナーなどのアイテム、メイクのコツをご紹介致します!

色っぽさを演出してくれるバーガンディメイクとは?

バーガンディカラー(色)とは?

バーガンディカラーとは、えんじ色、赤茶色に近い色味のことです。英語ではバーガンディ(burgundy)ですが、フランス語ではブルゴーニュ(bourgogne)とも呼ぶそうです。これは、フランスのブルゴーニュで産出するブルゴーニュワインに由来していると言われています。

赤ワインに近い色と考えるとイメージしやすい人もたくさんいるでしょう。深みを帯びた赤みのある色なので、ファッションやメイクに取り入れると大人っぽさや色っぽさを演出する働きを持っています。可愛らしさよりもかっこよさや知的に見せたいという時にもぴったりの色です。

バーガンディカラーとワインレッドは違うの?

赤ワインに近い色とイメージするとワインレッドと同じ色ではないかと考える人も多いでしょう。ブランドによって、バーガンディカラーと表記したりワインレッドと表記している場合があるので、似ている色には間違いありませんしその違いを区別することは難しいです。

ただ、日本工業規格で規定している「物体色の色名」のJIS慣用色名では、バーガンディカラーとワインレッドは異なる色として区別されています。ワインレッドが紫味のある深い赤色に対してバーガンディカラーはワインレッドよりも濃い色で茶色味の強い赤になります。

バーガンディメイクの特徴

秋冬だけではなくオールシーズンの定番になりつつあるバーガンディメイクですが、その名の通りバーガンディカラーを使ったメイクになります。主にアイメイクに取り入れることが多く、色っぽく大人な雰囲気を高めるだけではなく、印象的な目元を演出することで注目されています。

バーガンディメイクの火付け役

バーガンディメイクが注目され始めたのは2016年頃からになります。火付け役となった人はたくさんいますが、特にドラマでバーガンディメイクを披露した女優の木村佳乃さんや雑誌やInstagramでバーガンディメイクを披露した鈴木えみさんがトレンドの先駆けとも言えるでしょう。

最近は更に韓国のメイクやファッションに注目が集まっていますが、韓国ファッションブランドのモデルやK-POPアイドルにもアイシャドウやアイライナーにバーガンディカラーは良く取り入れられています。日本でも人気の防弾少年団も、ライブやPVでバーガンディメイクをすることもあるくらいです。

バーガンディメイクの上手な仕方のコツは?

【バーガンディメイクの上手な仕方】ピンポイントで色を使う

赤みのあるバーガンディメイクは、アイシャドウを塗る範囲を間違ってしまうと腫れぼったく見えてしまうことがあります。腫れぼったく見せないためには、アイライナーなどピンポイントでバーガンディカラーを使い、アイホール全体にアイシャドウをのせないことです。

バーガンディメイク初心者の方は、目尻にポイントとして取り入れたり二重幅におさまるようにバーガンディカラーをのせましょう。また、まぶたが元々腫れぼったい方はバーガンディカラーをアイメイクに使う際は、アイラインでしっかり目元を締めるのも大事なコツです。

【バーガンディメイクの上手な仕方】メイクの統一感を大事にする

バーガンディメイクの上手な仕方として大事なのは、全体のバランスを見ることです。目元はバーガンディ、チークはオレンジ、リップはピンクとそれぞれのパーツが完璧でも色味がバラバラになってしまうとまとまりのないちぐはぐなメイクになってしまいます。

特にバーガンディメイクは印象が強いので、アイメイクならアイメイクにポイントを絞ると派手な印象になり過ぎません。また、眉に赤みのあるブラウンを足すことによって、一層統一感のあるメイクができます。

【バーガンディメイクの上手な仕方】下まぶたのアイメイクを忘れない

印象的なバーガンディメイクは初心者さんにはポイント使いがおすすめですが、印象的なアイメイクで色っぽさを出すならばバーガンディのアイシャドウで目元を囲むのもおすすめです。

普段の生活に取り入れるのであれば、下まぶたの目尻から約1/3にバーガンディのアイラインを入れたり、細くバーガンディのアイシャドウを下まぶたにのせましょう。下まぶたにも色をのせるとナチュラルさはなくなりますが、印象的な目元になりますし全体的な調和が取れます。

派手になるからと下まぶたのメイクをおろそかにしてしまうと、上まぶただけがメイクされているような印象になります。バーガンディで囲むアイメイクをしない場合は、肌なじみの良いパール感のあるヌーディーカラーを下まぶたに塗ったり、下まつげにしっかりマスカラを塗ることでバランスが良くなります。

バーガンディメイクにおすすめのアイメイク7選

アイシャドウ【VISSE・ジェミィリッチアイズPK-6】

プチプラなのに質がいいと定評のあるVISSEのアイシャドウパレットの中にも、バーガンディメイクにおすすめのアイテムがあります。ジェミィリッチアイズのPK-6は4色入ったアイシャドウパレットなのでバーガンディカラーのグラデーションも上手にできます。

異なるパールやラメ感があるので、華やかな印象もアップします。薄いピンクカラーも入っているので、アイシャドウの使い方によっては可愛らしいメイクの仕方もできます。

アイシャドウ【マジョリカマジョルカ・シャドーカスタマイズBR583】

プチプラなのに独特な世界観がありおしゃれなマジョリカマジョルカのアイテムもバーガンディメイクにおすすめです。単色のアイシャドウ、シャドーカスタマイズの新色「テディ」はくすみ感のある赤茶色で、派手になり過ぎず上品なバーガンディメイクに仕上がります。

程よいパール感があり普段使いしやすい色味なので、発売当初から人気の高いアイシャドウです。同時に発売された「コルク」も大人気で、この2つを合わせるのもおすすめです。

アイシャドウ【MAC・スモールアイシャドウ×9バーガンディタイムズ】

発色の良さに定評があるMACは、印象的なしっかりメイクをしたい時におすすめです。9色のアイシャドウが入ったスモールアイシャドウ×9のパレットの「バーガンディタイムズ」は、バーガンディカラーだけではなくワインレッドに近い色も入っています。

ベースに使えるカラーも入っていてマットやサテン、キラキラしたラメと色によって異なる質感が楽しめます。色のチョイスやメイクの仕方によってオフィスにもデートにも使える万能なバーガンディアイテムです。

アイライナー【ラブライナー・ラブライナーリキッドバーガンディブラウン】

リキッドアイライナーの中でも人気の高いラブライナーですが、ベーシックな色だけではなく赤味のあるバーガンディブラウンのアイライナーも人気です。アイシャドウはベーシックなカラーでも、このアイライナーを目尻に足すだけで血色感のある色っぽい目元が作れます。

発色が良く、にじみにくく落ちにくいのにお湯でオフできる点も人気のポイントと言えるでしょう。コシのある筆なので太さも調整しやすいです。

アイライナー【エチュードハウス・プレイ101ペンシル♯30】

韓国コスメの中でもプチプラで可愛いアイテムが多いエチュードハウスのプレイ101ペンシルは、アイメイクだけではなくリップやチークと様々な用途に使えるアイテムです。その中の♯30は鮮やかなバーガンディカラーを発色します。光沢がほしい場合は♯23もおすすめです。

アイラインとしても使えますし、指で伸ばすことでアイシャドウとしても使えます。グラデーションメイクが苦手な人も、このペンシルアイライナーでアイラインを引いてから指でなじませるだけで上手なグラデーションが作れます。

アイライナー【THREE・メズモライジングアイライナーペンシル♯08】

こちらもペンシルタイプのアイライナーです。ほのかにパール感のあるアイライナーペンシルで、角度に合わせてキラキラ輝くのでパーティーメイクにもおすすめのアイテムです。

赤味よりもブラウンの色味が強いアイライナーなので、普段のベーシックなブラウンメイクにバーガンディを取り入れたい場合にも合わせやすく役立ちます。

マスカラ【イブサンローラン・マスカラヴェルニクチュール♯4】

デパートコスメの中でも根強い人気のイブサンローランからカラーマスカラが発売されました。マスカラヴェルニクチュールの4番である「イリュージョン」というカラーは使いやすいブラウンカラーでバーガンディメイクにもぴったりです。

バーガンディカラーの2番は残念ながら販売終了となってしまったのですが、4番のイリュージョンもバーガンディカラーに近いブラウンでモダンな印象を与えます。

バーガンディメイクにおすすめのリップ3選

【WHOMEE・WHOMEEリップスティックREQUEST/WANT】

血色メイクやイガリメイクで人気のヘアメイクアップアーティスト・イガリシノブさんプロデュースのブランド、WHOMEEのリップスティックはバーガンディメイクにおすすめです。

深みのあるボルドー色の「REQUEST」は、バーガンディメイクと相性が良く統一感のあるメイクに仕上がります。おしゃれな雰囲気を高めたい人はシックなショコラブラウンの「WANT」もおすすめです。こちらもバーガンディメイクと相性が良く、おしゃれで大人な雰囲気に仕上がります。

【VISSE・クリスタルデュオリップスティックRD462】

アイシャドウでも紹介したVISSEのリップの中にもバーガンディメイクにぴったりのカラーがあります。RD462はクリア層と深みのあるバーガンディリップの2層になっており、一塗りで血色メイクが簡単にできます。韓国メイクでよく見るグラデーションリップとしても使えるアイテムです。

唇全体にしっかり色をのせることが苦手な人も、抜け感のあるバーガンディリップが作れるのでおすすめです。また、アイメイクをしっかりした際もリップが主張し過ぎることがないので、バランスよくメイクをまとめられます。

【CHANEL・レベージュボームアレーヴル/ディープ】

多くの女性の憧れブランドでもあるCHANELの新作コスメもバーガンディメイクにおすすめのリップです。新作コスメのレベージュボームアレーヴルのディープは、深みのあるカシスのようなカラーでバーガンディメイクにもよく合います。

こちらのポイントは口紅ではなくリップケアができる色付きのリップクリームという点です。口紅程しっかり色がつかないので、ほのかに深みのあるリップを楽しみたい方やナチュラルな血色感を求める人におすすめです。口紅の下地としても使えますし、リップケアもしたいという人にも合っています。