群馬にはどんな温泉があるの?
群馬県は国内有数の温泉地が多数存在。日本三名泉の一つに数えられる「草津温泉」や温泉街が有名な「伊香保温泉」、谷川岳の絶景が楽しめる「水上温泉」、スキー後に楽しめる「万座温泉」、歴史の深い「薬師温泉」など温泉地によって異なる魅力が楽しめます。
草津温泉・日本三名泉の一つ
群馬県の海抜1,200m地点に位置する「草津」。そんな草津にある温泉街が草津温泉です。日本三名泉にも数えられ、江戸時代の温泉番付では最高位である東大関に格付けされた、日本随一の温泉地でもあります。温泉街の真ん中にはシンボルでもある大きな湯畑があり、豊富な源泉が湧出し続けています。
草津温泉ってどんな温泉?
草津温泉の源泉は大源泉が6つと、ホテルなどが所有する多数の小源泉があります。源泉の温度を下げるための「湯もみ」は、草津温泉を代表する光景でもあり、湯もみを見るために多くの観光客が訪れたりもします。草津温泉の主な源泉は、湯畑をはじめ、白旗、西の河原、地蔵、煮川、万代鉱、綿の湯、熱の湯、ゆりかご橋、香草など。これら草津の良質な温泉を日帰りで満喫しましょう!
伊香保温泉・温泉街が楽しい
草津温泉とならんで群馬を代表する温泉街のひとつ「伊香保温泉」。急こう配の「伊香保石階段」に軒並み広がる伊香保温泉街が街のシンボルとして有名です。その歴史は古く、1900年前から続いているといわれているほど。伊香保温泉街にはお土産屋さんや射的場、大弓場遊技場など温泉街ならではの魅力がたくさんあり、いつもたくさんの人で賑わっています。また伊香保温泉は温泉まんじゅうの元祖として有名で、ここに来たら格別おいしい温泉まんじゅうが食べられること間違いなしです。
伊香保温泉で楽しめる温泉とは?
伊香保にある温泉は、「谷川岳」や「三国連山」などの大自然を一望しながら入浴できるのが特徴。また「黄金(こがね)の湯」と「白銀(しろがね)の湯」の2種類の源泉が湧出しているのも特筆すべき点です。黄金の湯は昔から人々に親しまれてきた名湯で、神経痛や筋肉痛、関節痛などの治療に効果を期待できます。また肌に優しいお湯で身体をじっくりと温めることから婦人病などに効果があり、「子宝の湯」とも呼ばれ親しまれています。一方で白銀の湯は最近湧出が発見されたとても新しい温泉。黄金の湯は鉄分を多く含むため色が茶褐色なのに対し、白銀の湯は含まれるメタケイ酸という成分の影響で無色透明。このメタケイ酸には肌の新陳代謝を促進する効果があり、とても肌にいい成分だといわれています。そのため白銀の湯は美肌を求める女性に大人気です。