・BLACKPINK(ブラックピンク)の香港公演のチケットが、高額で転売されているという。
・中国・香港間の往来が全面再開される見通しが立つと、中国のファンがBLACKPINKを見るためにチケット購入戦争を開始。
・転売チケットの価格は、最大8倍にまで膨れ上がった。
K-POPを代表するガールズグループBLACKPINK(ブラックピンク)は、1月13日より香港でコンサートを開催。
そんな中、公演チケットが高額で転売され、天井知らずの価格を叩き出しているという。
1月4日、香港の日刊英字新聞サウスチャイナ・モーニング・ポスト(以下、SCMP)によると、中国本土と香港の往来再開が差し迫り、BLACKPINKを見るために中国のファンがチケット購入戦争を繰り広げているという。
2022年12月末、中国は1月8日より入国者に対する検疫を全面緩和し、これまで規制してきた国民に対する一般旅券の発給も、全面的に再開すると発表。
これに先立ち、1月13日から15日まで行われる、BLACKPINKの香港ワールドツアーの公演チケットが2022年11月に販売され、開始から約2時間でソールドアウトとなった。
その後、公演チケットが高額で転売されていることが明らかに。特に中国・香港間の往来が全面再開されるという見通しが立つと、転売チケットの価格が最大8倍にまで膨れ上がったという。
これに関して、中国最大手のECプラットフォームを運営する、アリババグループのフリマアプリ閑魚(シェンユー)は、SCMPに対し「“香港BLACKPINKコンサート”で検索すると、50個以上の結果が出てくる。また、販売者は定価の2倍以上で出品している」と伝えた。
また「この3年間、新型コロナウイルス感染症のパンデミックに対する厳しい規制により、大型イベントに参加する機会を奪われた中国の音楽ファンが、天井知らずとなった高額チケットの価格を気にもとめず、往来再開と同時に、コンサートや大型イベントに参加すべく、香港を訪問すると思われる」と報じた。
BLACKPINKは、2022年よりワールドツアーを開催中。2023年には、アジア、オセアニアのファンのもとを訪れる予定だ。
(TOPSTAR NEWS キム・ヒョンソ記者/翻訳:清田美咲)