asobi基地ユニバーシティは、3月2日(木)~5日(日)に実施する小中学生向け教育プログラム「asobi基地アドベンチャー|世界自然遺産・知床|流氷ウォーキング&野生動物探し」の参加者を募集している。

世界自然遺産・知床で好奇心のおもむくまま

大人になりつつある子どもたちには、目の前の一瞬を全力で楽しみ、人生のターニングポイントとなるような、一生モノの体験をしてほしいと、世界自然遺産「知床」で好奇心のおもむくまま野生動物探しをする、特別プログラムを開発。

3月上旬の知床は、海が流氷で埋め尽くされる厳冬期がハイシーズン。まさに“この時期”“ここだけ”の体験ができるという。

小学校高学年〜中学生を中心とする、思春期真っ只中の子どもたちは、世界自然遺産という大自然の中で、体験と知識の両面から学びを深め、世界を広げられるだろう。

氷を探検したりクリオネを探したり

同プログラムでは、春休みにはもうできない一生モノの体験ができ、流氷を探検したりクリオネを探したりできる。

画像提供:ピッキオ知床


世界自然遺産・知床といえば、流氷を抜きには語れないとし、流氷がロシア・シベリアから流れ着き、北海道・オホーツク海沿岸を埋め尽くすピークは、2月中旬から3月上旬にかけて。この限られた期間に、知床半島のウトロ地区でだけ体験できるのが、流氷ウォーキングだ。

画像提供:ピッキオ知床


防寒・防水性が高く、浮力もあるドライスーツを着て、流氷の上を探検できるうえ、流氷が浮かぶ海中に入ったり、箱メガネで中を覗いてクリオネを探せるという。

3月上旬はまだ小学校・中学校は春休みではないが、おおむね学年末試験も終わっている頃。世界自然遺産の大自然を全身で体感できる、まさに「一生モノ」のアクティビティとしている。

大人より巨大な2m超、感動の生き物を探しに

知床半島はヒグマの生息密度の高さで世界有数であるように、野生動物の宝庫。ヒグマは冬眠中だが、かわりに冬ならではの生き物を見ることができる。

画像提供:ピッキオ知床


画像提供:ピッキオ知床

中でもオオワシやオジロワシは、翼を広げると最大2.5m近くになることもある感動の生き物で、エゾシカやキタキツネ、エゾリスなど中小動物も見られるという。車に乗って、あるいは雪原をスノーシューを履いてこれらの動物を探しに行くのが魅力の1つとも。

画像提供:ピッキオ知床


今回の様々なアクティビティは、世界自然遺産・知床をよく知る現地ガイド「ピッキオ知床」に依頼しており、ピッキオは、軽井沢でのツキノワグマ保護管理や小学校での講演活動なども行っている。

子どもたちには、気になることをたくさん質問してほしいとし、面白くて興味深い話がたくさん聞けるだろう。