辞書で有名な三省堂が22年11月に発表した「今年の新語2022年」では、大賞に「タイパ(タイムパフォーマンスの略)」が選ばれました。このことからもわかる通り、現代ではいかに短い時間で濃~く楽しめるコンテンツであるかが重要視されています。
それはK-POPの楽曲も同じこと。最近の流行曲は、イントロが短め(7秒程度まで)で、曲全体も長くても3分程度、MVは数秒ごとにシーン切り替えて視覚的に飽きさせない……など、いくつかの共通点があると思っています。エンターテインメントの尺がどんどん短くなっていくなかで、一瞬一瞬に全力を注ぎ、短い時間でも存分に楽しませてくれるアイドルたちの姿は、何度見ても素敵です。キラキラした姿の中に見える高いスキルが、陰の努力を感じさせてくれて、より魅力が増しています。
2023年はどんな楽曲、ダンスが流行るのか楽しみですね!
じゅりっこダンス部(じゅりっこ・だんすぶ)
1996年4月5日生まれ。埼玉県出身。ダンス歴はJAZZ20年、クラシックバレエ15年、HIPHOP7年、その他多くのジャンルを習得したオールジャンルダンサー。現在は主にインストラクター、振付師として活動中。YouTubeではK-POPをはじめとする人気曲の振付解説動画を公開しており、登録者数は15万人を超える。TWICEのバックダンサー、米津玄師のMV出演等の経歴を持つ。
YouTube :「じゅりっこダンス部」
Instagram:(@juri_co_dance)