たまには温泉にゆっくりつかりたい!と思うことはありませんか?実は東京23区にも温泉がたくさん湧いているのです。23区内にお住まいなら「疲れたな……」と思ったその日、遠出をすることもなく、気軽に温泉でリフレッシュなんていかがでしょう。今回は、東京23区の中で一番入浴施設が多い大田区の名湯をご紹介します。

「黒い温泉」、そのワケは!?

温泉と言えば、伊豆・箱根。都内にお住まいの人であれば、温泉を楽しむには東京からちょっと足を延ばさなければいけないと思っていませんか?実は、都心部からも程近い大田区蒲田には、豊富な温泉が湧き出ているのです。

蒲田の温泉の特徴は、なんと言っても「黒い」こと。蒲田の温泉の多くは地中奥深く埋まった古生代の植物の成分が地下水に溶け込んだものであり、炭のように真っ黒なため「黒湯温泉」と呼ばれています。 黒湯温泉の特徴は、その黒い色のみならず、塩化物や炭酸水素などを多く含んでおり、身体を温めてくれるうえ、しっとりしたお肌もゲットできます。その色合いも楽しみつつ、ぜひ一度入ってみたい温泉です。

絶対入っておきたい!大田区の名湯4選

都内有数の温泉スポットである大田区蒲田には、日帰りでも泊まりでも気軽に利用できる多くの入浴施設があります。都心部からもアクセスがよいため、ちょっとした自分へのご褒美に温泉を楽しみにいくこともできるでしょう。今回は手軽に温泉旅行気分が味わえる、名湯4選をご紹介します。

黒湯の温泉 ゆ~シティー蒲田

都民だけでなく、近隣県民からも支持を集めている「ゆ~シティー蒲田」の魅力は、何といっても蒲田駅から徒歩5分という立地の良さ!おしゃれなデザイナーズマンションをほうふつとさせる外観は、若い女性が気軽に一人で足を運ぶのにもぴったりです。

8種類のお風呂はすべてが黒湯で、都心の駅前という好立地ながら何と露天風呂まで完備されています。施設内には味に定評があるお食事処もあるため、夕食を兼ねて仕事帰りにぶらりと立ち寄り、そのままついでに晩酌を楽しむこともできてしまいます。もちろん、タオルの貸し出しもやっているため、ふと思い立ったときに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

住所/東京都大田区蒲田1-26-16
営業時間/浴場11:00~24:00
定休日/火曜日

改正湯

改正湯は昭和4年創業という、歴史ある銭湯。壁には「富士山の絵」という昔ながらの雰囲気とリニューアル後のすっきり感を併せ持っています。

改正湯の特徴は、炭酸泉が加わった黒湯天然温泉です。黒湯に炭酸泉を加えることで、黒湯自体の身体を温める効果や美白効果がさらにパワーアップするのだとか。

また、黒湯炭酸泉だけでなく、純粋な黒湯の浴槽や超微細気泡を加えて毛穴汚れを隅々まできれいにしてくれるシルク風呂なども設置されているので、一度にいくつもの湯を楽しむことが可能です。蒲田駅から徒歩7分なので、仕事帰りに気軽に立ち寄ることもできます。

住所/東京都大田区西蒲田5-10-5
営業時間/15:00~24:30
定休日/金曜日