ファッション誌やCMのほか、数々の芸能人、モデル、『逃げ恥』や『未来への10カウント』など人気ドラマのスタイリングを手掛けるスタイリストの亘つぐみさん。インスタグラム(@tsugumiw)で披露しているご自身のファッションやライフスタイルも、多くの女性から支持されています。
亘さんのコーディネートは、どれもシンプルで洗練された華やかさがあります。還暦を迎えても、なおパワフルに、自由に毎日を楽しむ姿が印象的。
そんな亘さんが「体型が崩れてきた、センスに自信がない…」などといった悩みを抱える女性に、少しでも前向きにおしゃれを楽しめるコツや秘訣を伝授。
第22回目は、「トレンドを活かした大人のマフラーの巻き方」です。
◆使いやすいマフラーってどんなもの?
――どんなマフラーを選ぶと使いやすいでしょうか?
亘つぐみさん(以下、亘)「色は何色でもいいですが、ボリュームのあるもの。あと、長さは二重に巻けて遊びが出せるくらいの2m前後が使いやすいと思います。長すぎるとまとめにくいし、短いと二重に巻けなくて寂しい印象になります。一重だと首に隙間ができて寒いですしね。わたしは、今年は井川遥さんのブランド〈loin.(ロワン)〉の「cashmere stole」をゲットしましたよ」
――マフラーの素材選びにポイントはありますか?
亘「ウールとかカシミヤとか、どんなものでもいいと思います。コーデのコツとしては、厚手のニットには薄手のマフラーがマッチしますし、ストールのように最後に巻くなら、ボリュームのあるものがいいかな。朝晩と日中で寒暖差がある時は、ボリュームのあるマフラーが1枚あると、アウターの代わりにサラッと巻いたり羽織ったりすることができて便利ですね」
――マフラーに似ている、輪っか状になったスヌードはどうでしょうか?
「んー、わたしだったら選ばないかな。マフラーのほうがいろんな巻き方ができるので、着こなしの幅も広がると思いますよ」