『笑ってはいけない』復活ならず、日テレ『笑って年越し』昨年は酷評まみれ
なお、ネット上には日本テレビ系で20年まで大みそかに放送されていた『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!絶対に笑ってはいけない』シリーズの“復活”を望む声もあるが……。
「日テレは、21年から新たな年越し特番『笑って年越したい!!笑う大晦日』シリーズをスタート。今年は『笑って年越し!世代対決 昭和芸人 vs 平成・令和芸人』というタイトルで、東野幸治、ナインティナイン・岡村隆史と矢部浩之、かまいたち・山内健司と濱家隆一、フットボールアワー・後藤輝基、そして出川哲朗がメインで出演。“昭和芸人”と“平成・令和芸人”がネタバトルを繰り広げるそうです」(テレビプロデューサー)
だが、昨年の『笑って年越し』についてはネット上で「ノリが古い」「グダグダ進行で見てられない」「あまりにもつまらなくてテレビ消した」などと酷評が飛び交い、「来年は絶対『笑ってはいけない』をやってほしい」との声も多かった。
「しかし今年も『笑ってはいけない』の復活はなく、『笑って年越し』が放送されることになりました。昨年の汚名返上できるのか、注目が集まります」(同)
そんな中、テレビ東京は、毎年恒例の歌番組『年忘れにっぽんの歌』の後、コアなファンを擁するグルメドキュメンタリードラマ『孤独のグルメ』の大みそかスペシャルを放送する。
「主人公の井之頭五郎(松重豊)が大衆食堂や居酒屋などで1人、食事を楽しむ姿を描く同ドラマは、今年10月期にSeason10を放送。12月31日には朝7時~昼1時半まで過去作を一挙出しして、午後10時からは新作の『孤独のグルメ2022大晦日スペシャル 年忘れ、食の格闘技。カニの使いはあらたいへん。』をオンエアするそうです」(週刊誌記者)
公式サイトでは、松重が「年末年始の数日間、テレ東はこの番組の再放送ばかり流しています。最も劣化が進んだ井之頭五郎を見られるのはこの大晦日スペシャルだけです」とコメントを寄せているが、「松重の“ぼやき芸”はシリーズ恒例で、ドラマファンを楽しませている」(同)とのこと。
「にぎやかな番組を敬遠する視聴者層に、『孤独のグルメ』は打ってつけでしょう。昨年の大みそかスペシャルは視聴率6.1%、かつ同時間帯では民放2位と健闘しており、今年も手堅い数字を獲得しそうです」(同)
民放各局から『紅白』同等に盛り上がる大みそか特番は生まれるのだろうか。