今まで誰に対しても笑顔を振りまいて、まさに愛くるしい天使そのものだった赤ちゃんが、いつからか突然人見知りするようになってしまった!子育てでは、赤ちゃんが人見知りするのは自然なこと。その時期はいつからいつまでなのか、また原因や対策法についてお話します。
赤ちゃんの人見知りはいつから?3ヶ月、4ヶ月で始まる?
うちの赤ちゃん、ついこの間まで誰に抱っこされても喜んでいたのに、最近は顔を見ただけで「ギャーッ!」と泣きわめくようになってしまった。受けつけるのはママだけ…。
赤ちゃんには、人見知りする時期があると言われています。いつからいつまで人見知りするかは、赤ちゃんによって異なり、早ければ3ヶ月、4ヶ月で始まるとされています。
赤ちゃんに人見知りされると、ママはもちろん、周りの大人たちも困っちゃいますよね。でも、原因や対策法を知れば、穏やかな気持ちで赤ちゃんの人見知りに向き合えると思います。
そこで、この記事では赤ちゃんの人見知りの時期や原因、そして対策法について詳しくお話していきます。子育てに不安なママたち、ぜひ目を通してみてくださいね。
赤ちゃんの人見知りはいつからいつまでと言われてる?
一般的に赤ちゃんの人見知りは、大体は生後半年から1年ほどで始まると言われていて、早ければ生後5ヶ月から始まることがあるようです。
周りの環境、生まれ持った性格、親子関係の密接さによって個人差があるので、人見知りがほとんどない赤ちゃんもいれば、1歳過ぎてから始まる赤ちゃんもいます。
そのため、いつまで人見知りが続くかも断定できません。大体は2~3歳頃にはおさまると言われていますが、様々な要因で長引くこともあれば、逆に1歳足らずでピタッとおさまることもあります。
つまり、赤ちゃんの人見知りの時期は、赤ちゃんと呼ばれる時期を過ぎたとしても続くことがあり得るのです。ですが、それも個性です。ナーバスになり過ぎることなく、「こんなものね」と考えて、様子を見ていくといいですね。
赤ちゃんの人見知りはいつから?3ヶ月・4ヶ月で始まることも?
生後3ヶ月、4ヶ月の赤ちゃんにも、人見知りが見られることがあります。一般的に生後半年から人見知りが始まると考えれば、「少し早くない?」と心配になるママもいることでしょう。
生後3ヶ月、4ヶ月の場合、「社会的微笑み反応」と呼ばれる現象が見られることがあります。これは赤ちゃんに大人が笑いかけると、赤ちゃんが微笑み返してくれるという現象です。
生後3ヶ月、4ヶ月ともなると、赤ちゃんにはママや周りの人たちを、声や匂いで判断する能力がついてきます。それと同時に、「ママたちともっと愛着を深めたい」といった感情も生まれてきます。
特にママへの愛着は強く、ママ以外の人に触れられたり、抱っこされたりした時に、赤ちゃんが激しく泣くようであれば、「ママに構ってほしい」「ママじゃなきゃイヤ!」と訴えていることが考えられます。
この生後3ヶ月、4ヶ月頃に見せる愛着が、周りの大人たちには人見知りに映ることがあります。あくまで成長過程における正常な反応なので、あまり心配しないようにしましょう。
もし生後3ヶ月、4ヶ月頃に社会的微笑み反応が見られて、人見知りしているようであれば、優しく抱っこしてあげるといいですね。
赤ちゃんはパパに人見知りすることもある?それはいつから?
赤ちゃんがママに抱っこされているイメージが強いことからも、赤ちゃんにとってママは一番身近で、最も愛着が湧きやすい大人と言えます。
そして、ママ以外の大人には人見知りしてしまう場合があります。普段接しないおじいちゃん、おばあちゃんはもちろん、仕事で家にあまりいないパパに対しても人見知りしてしまうことがあるのです。これを「パパ見知り」と呼びます。
パパ見知りをするようになる時期は、一般的な人見知りと同じく、生後半年から1歳頃に多いとされています。つまり、3ヶ月、4ヶ月の赤ちゃんと同じく、ママや周りの大人たちを認識できるようになる時期ですね。
パパにとってもまったく望ましくないパパ見知りを少しでも防ぐには、できるだけ顔を合わせるようにすることです。
「あまり顔を合わせることのない、知らない大人」という認識を、「自分のパパである」という認識に変えてあげるのです。
単身赴任や出張が多く、どうしても家を空けがちなパパは、動画やスカイプを通して、少しでもコミュニケーションをとるようにしましょう。
赤ちゃんは人見知りしているだけで、パパに愛着があることは間違いないのですから。