占い師としてさまざまな人の運勢を鑑定していると、「運の良い人・運の悪い人」というのが確実に存在することを実感します。ではその差は何なのか? それは、ちょっとした考え方の違いにあるのです。今回は「運の良い人の思考法~電車編~」をお届けします。

■電車に乗るとき、あなたはどこに座りますか?

突然ですが、質問です。

あなたが電車に乗ると席はガラガラでどこにでも座りたい放題。さてどこの席に座りますか? (※この電車はボックス席ではなく、横一列の座席しかない電車と考えてください)

まるで心理テストのような始まりですが、電車の座る場所によって運への影響がわかるのです。座る席は、大きくふたつに分けることができます。

1.端の席

2.中央あたりの席

想像を浮かべて、どちらを選ぶか考えてみてください。または、普段の行動に照らし合わせて、あなた自身がよく選んでいる席でも構いません。

■端の席に座る:クリエイターや芸術家の人にとってはプラスだけど……

端の席は人との触れ合う面が片方しかありません。この席を選んだということは、人との接触を避けていることがわかります。毎回、端の席を選び続けていれば、人との接触を避ける運勢となっていき、人との摩擦が不得意になっていく可能性があるでしょう。その代わり、自分の殻に入り込んで内省的になり、深めていくことが得意になっていきます。

もしあなたがクリエイターや芸術家や職人のように、自分の世界に入り込んでいく仕事であれば、端の席に座ることは運勢的に見てプラスです。より自分色を強めることとなり、個性際立つ作品を作り出せるようになるでしょう。

しかし、管理職のように人との摩擦が必要な仕事であれば、端に座ることは運勢的にはマイナスです。人との接触が嫌になり、人間関係が不得意になっていく恐れがあります。

■中央あたりの席に座る:人間関係のストレス耐性がアップする?

中央あたりの席は、人と接触する面が左右両方にあります。それだけ、人との摩擦が多くなりストレスがかかる状況といえるでしょう。さらに、みんなの視線も集まりやすく目立つ場所でもあるため、ストレスもよりかかってきます。毎回、中央あたりの席を選び続けていれば、人との摩擦によるストレス耐性ができあがり、人と接するときに脅えることがなくなるでしょう。

もしあなたが管理職のように人の上に立って、人をまとめ上げることが必要な立場であれば、中央あたりの席に座るのはおすすめです。それだけで人間関係怖いものなしとまではいきませんが、運勢的には人間関係のストレス耐性がアップします。

■「わたしは座らない!」という選択をした人へ

人によっては席が空いていても、「座らずに立つ」という選択をする人もいるかと思います。「立つ」という行為自体が自立を表すため、座らずに立つことを選べば、運勢的には自立心を養い、我が道を進む力を高めてくれます。人に左右されない「芯」ができあがることでしょう。

自立したいと思っている人や大きな夢を追い求め続け、ブレない心を必要としている人なら、「あえて立つ」という選択はおすすめです。
ただし、立つときに気をつけてほしいのは、ドアなどに寄りかからないこと。寄りかかって立っても、それは自立にはつながりません。反対に「依存心」を強めることとなるため、自立心を強めたい人にとってはマイナスの行動です。

■習慣が運勢に影響を与えている

日常生活の中にあるさまざまな行動によって運勢の良し悪しは変動していきます。
中でも転職や結婚は大きな行動となるため、運勢にも大きな影響を与えることになります。電車での座席はそれに比べて小さな動きのため、運勢への影響も小さくなります。

しかし、その小さな動きも日々の習慣化された行動として何度も繰り返していれば話は別です。電車の座席は、習慣化されやすく無意識のうちに選択している場合がほとんど。ぜひこれからは、今の自分の置かれた状況と照らし合わせて、電車の座席も意識的に選んでみてください。

この記事は2017年10月3日に公開されたものです

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