ハロウィンが終わると一気にクリスマスムードが高まるハワイ。新型コロナの規制も緩和され、盛り上がりを見せています。今回はホリデーシーズンまっただ中のハワイと、クリスマスに欠かせないクリスマスツリー事情についてお話しします。
ハワイのホリデーシーズンとは
ハワイでは毎年11月第4木曜日の感謝祭、サンクスギビングからホリデーシーズンがスタートします。
アメリカやカナダなどでは年末年始までのこの時期、たくさんの人が休暇を取ることから、ホリデーシーズンと呼ばれるようになりました。
この季節でも温かく過ごしやすいハワイではホリデーシーズン中にいろいろなイベントが開催されますが、なかでも人気が高いのが「ホノルル シティ ライツ」です。
このイベントはホノルル市庁舎を中心に開催されるクリスマスイベントで、市庁舎のあるダウンタウンはイルミネーションとクリスマスのデコレーションで華やかに飾り付けられます。
またホノルル シティ ライツの初日には、市庁舎のすぐ側に飾り付けられた高さ20メートルほどのクリスマスツリーの点灯式を開催。
今年は市の職員によって行われるエレクトリカルパレードも復活し、イルミネーションで飾り付けられたバスやトロリー、消防車などによるパレードも行われました。
ホリデーシーズンが近づくと現れるツリーショップ
日本でクリスマスツリーといえばホームセンターやおもちゃ屋さんなどで作り物のツリーを購入する方が多いと思いますが、アメリカでは生木を飾るのが一般的です。
もちろんウォルマートやターゲットなどでクリスマスグッズと共に作り物のクリスマスツリーも販売されていますが、ハワイでも生木を使ったクリスマスツリーが一般的。
1年に1度、ホリデーシーズンの少し前になると、船でハワイに運ばれてきたクリスマスツリー用の生木がアラモアナセンターやドンキホーテなどハワイのあちらこちらで販売されます。
生木のクリスマスツリーも作り物のツリーと同様に、さまざまな大きさのものが販売されており、木のよい香りがするのでとても人気があるようです。