3.からくり解明!マネーセミナーが「無料」の理由
さて、「マネーセミナーに参加してみたい。」という人が必ず疑問に思うことがあります。
それは、
どうして”無料”なんだろう…?ちょっと怪しいな。
ということです。
そこでここでは、マネーセミナーが無料のワケを徹底解剖しました。
(1)マネーセミナーが無料の理由①:単純にマネー教育の啓蒙が目的のケース
官公庁・地方自治体・商工会議所などの公的機関が行うマネーセミナーは、無料で行われています。
このような非営利団体が行うマナーセミナーは、単純に【マネー教育の啓蒙】が目的。金融商品の営業活動がないため、安心して受講することができますね。
ただし、公的機関が行うマネーセミナーは一瞬で満席になることが多いです。開催回数もかなり限られているため、市報や地方自治体の公式サイトを注意深く見ておかなければ、申し込むのが難しいのが難点です。
(2)マネーセミナーが無料の理由②:無料個別相談への誘導が目的のケーズ
マネーセミナーの中には、受講後に【無料個別相談】へ誘導する目的で無料になっているケースも多いです。
セミナーでお金の悩みを抱えている人を集め、個別相談を通して金融商品の販売につなげようというわけです。セミナー主催者は契約が成立した場合に企業から手数料が入り、それが利益になります。分かりやすくいえば、営業目的のセミナーですね。
ただし、個別相談ですぐに金融商品の営業をされるわけではありません。
先に申し上げた通り、セミナー講師の多くは「お金のプロ=FP(ファイナンシャルプランナー)」です。相談者の悩みを聞いて問題点を洗い出し、”必要があれば”金融商品を案内することがありますが、そうでない場合はCF表(キャッシュフロー表)の作成のみで終了する場合も少なくありません。
そうは言ってもやっぱり不安…。FPによっては、無理に押し売りする人だっているかもしれないし。
確かに、FPだって人間です。ヨコシマな気持ちが出てしまい、営業成績のために必要ない保険を勧める可能性も十分考えられますよね。
そこで皆さんにおすすめしたいのが、【保険マンモスの女性向けマネーセミナー】です。
保険マンモスの女性向けセミナーでは、基本的に無理な勧誘はありません。
万が一「FPと相性が合わないかも…?」と感じた場合は、主催者や保険代理店へ相談すれば、状況確認の上、適切な対応をしてもらえます。
「個別相談後、FPの営業がしつこい!」、「何度断っても聞き入れてくれない。」など、FPと合わないことがあっても、【保険マンモスの女性向けマネーセミナー】なら安心ですね。
(3)マネーセミナーが無料の理由③:有料セミナーへの誘導が目的のケース
マネーセミナーの中には、【有料マネースクール】の勧誘が目的のものも少なくありません。
有料マネースクールは、投資やお金の基礎知識をより深く学習できるのがメリット。広く浅い金融知識ではなく、分野別に突き詰めて学習することが可能です。
保険や投資信託などの紹介・販売が一切ないスクールもあり、中立な立場で金融知識が学べます。
ただし、このようなマネースクールは生徒の受講料のみで成り立っているため、料金は数万円~数十万円と高額になりがちです。
(4)マネーセミナーが無料の理由④:金融商品の販売が目的のケース
金融会社や保険会社が行うマネーセミナーは、投資信託や保険の提案・販売が行われることが多いです。
「金融商品の営業がある。」と聞くと身構えてしまいますが、基本的にFPが相談者の悩みを聞いて最善の商品を提案してくれます。
その場で営業されるのが苦手な人は避けた方が無難ですが、「プロの手を借りて保険を選びたい。」、「投資信託を検討している。」など、金融商品に興味がある人に向いています。
いかがでしたか?一口にマネーセミナーと言ってもその種類は様々。
どのマネーセミナーがベストなのか、よく分らないなぁ。
という人もいるでしょう。
そこで次では、自分に合うマネーセミナーの選び方をご紹介します。あなたにフィットするマネーセミナーで、正しい金融知識を身に付けましょう。
4.自分に合うマネーセミナーの選び方
(1)【商品販売型or知識教示型】どちらか判断しよう
前章でお伝えしたセミナーの種類を整理すると、①商品販売型マネーセミナー、②知識教示型マネーセミナーの2つに大別することができます。
①商品販売型マネーセミナー:有料セミナーへの誘導 or 金融商品の販売
②知識教示型マネーセミナー:マネー教育の啓蒙目的 or 無料個別相談目的
まずは、自分が参加しようとしているマネーセミナーがどの部類に入るのか?しっかりと見極めることが大事です。
マネーセミナーの中には、ホテルランチやケーキなど「お楽しみ」がついているものもあります。
しかし、そのようなオプションのみでセミナーを決めてしまうと、「こんなはずじゃなかった…。」ということになりかねないため注意しましょう。
(2)参加目的を整理しよう
マネーセミナーに参加する時には、「参加目的」をハッキリさせることも大事です。
例えば、
保険を見直したい
- 学資保険に入りたい
- 老後を見据え投資に興味がある
など、金融商品を検討中の人は【商品販売型マネーセミナー】が合うでしょう。
しかし、
- なんとなく将来のお金に不安がある
- 教育費が心配だけどどう備えればいいか分からない
- 生活設計を見直したい
など、お金に関する悩みが漠然としている人は【知識教示型マネーセミナー】の方が明らかに向いています。
このように、参加目的に合わせてマネーセミナーを選ぶことは非常に大事です。
あなたのセミナー参加目的は何ですか?今一度考えてみましょう。
(3)自分の金融リテラシーレベルに合うセミナーを選ぼう
自分の金融リテラシーに合ったセミナーを選ぶことも、大事なポイントです。
金融リテラシーとは【金融に関する知識や判断力】を指す言葉。金融知識を正しく理解し、主体的に判断できる能力を意味します。
家計簿をつけているくらいで、投資や税金についてはチンプンカンプン…。
このような人は、金融リテラシーが”低い”と言えます。まずは気軽に参加できる初心者向けセミナーに参加し、お金の基礎知識から学んでいきましょう。
(4)口コミや評価をチェックしよう
最後に、セミナーの口コミや評判のチェックも忘れないようにしましょう。
大抵のセミナーは、【セミナーの名称・口コミ】で検索すると評判がヒットします。あまりにも悪い口コミが多い場合は、避けた方が良いでしょう。