2022年も終わりに近づき、2023年がもうすぐ始まりますね。そんな年初めに大切なのはお年賀です。何にすればいいのか、どのように渡せばいいのか、とても不安ですよね。そんなお年賀について、そのマナーやオススメのギフトを紹介します。
お年賀の由来・意味と贈る時期は?
お年賀とはもともと「歳神様へのお供え物」を示しており、現在では新年の挨拶に行く際に持っていく贈り物のことを指します。
お年賀の贈る時期としては、基本的に松の内が飾られている期間になります。つまり1月1日から1月7日になりますが、1日は避けるようにしましょう。
お年賀の予算・相場
お年賀の予算は大体「2,000円~5,000円」になります。あまり高価過ぎても、相手に気を使わせることになり、失礼に値することもあります。
2,000円~5,000円に収まるように選べば問題ないでしょう。失礼にならないように気をつけましょう。
お年賀をいただいたらお返しは必要?
お年賀をいただいても、お返しは必要ありません。お年賀は基本的に新年の挨拶の際に渡すものですので、相手をお茶やお菓子でおもてなしをすれば大丈夫です。
しかしあまりしっかりとおもてなしをしても、相手に気を使わせてしまう可能性があります。「お年賀のお返しをしなきゃ」と気を張り過ぎずに、相手の重荷にならないよう注意しましょう。
お年賀のマナー・喜ばれるギフトとは?
それでは一体、どのようなお年賀が良いのでしょうか?お年賀のマナーについて紹介します。
本来は手渡しが基本
本来、お年賀は新年の挨拶をする際に持っていく贈り物です。近所の方やお世話になっている方などに、新年の挨拶をするときに渡します。
お年賀は本来手渡しが主流です。直接お年賀を持っていき、新年の挨拶とともに手渡します。
コロナ禍の今は配送のほうが歓迎される
本来、お年賀は手渡しの方が基本ですが、コロナ禍においては配送の方が良いでしょう。新年の挨拶で感染を広げてしまったら、せっかくの新年が台無しになることはもちろん、迷惑になります。
相手に気を使わせずに、気持ちよくお年賀を受け取ってもらえるよう、配送にして贈ると良いでしょう。
熨斗(のし)をきちんとかけること
お年賀は手土産とは違うので、きちんと熨斗をつけるようにしましょう。外のしをかけ、表書きには「お年賀」そして「自分の名前」を記載します。
お店で熨斗をつけてくれるのでお願いしてみましょう。また通販の商品でも、熨斗をつけられるサービスがあるので、そちらを利用しても良いでしょう。
会社や取引先などの場合は分けやすいように個包装やドリンク類を
複数人いる場所にお年賀を贈る時は、個包装のものやドリンク類などがオススメです。人数でわけやすく気軽に食べられるものが良いでしょう。
相手の状況やシチュエーションを考えて、お年賀を選ぶことが大切です。
喪中の場合は相手に一報を入れて控え、8日以降に寒中見舞いとして渡す
喪中の場合のお年賀は原則ダメという決まりはありませんが、気にする方もいるので避けた方が良いでしょう。
その場合は、まず相手に一報を入れてお年賀を贈るのを控え、1月8日以降に寒中見舞いとして贈りましょう。寒中見舞いは2月3日までですのでその間に贈りましょう。