子どもにぴったりのおもちゃと絵本を贈ることができる、子ども向けギフトのECサイト「soeru (ソエル)」が、12月21日(水)にオープン。

「子どもをまんなかに思うギフトストア」というコンセプトのもと、年齢や性別などの枠組みに子どもたちを当てはめるのではなく、多様である子どもたちに私たちが寄り添っていきたいという願いが込められているという。

子ども向けのプレゼント選びに悩む人に

「soeru」は「知人や親戚の子どもにどんなプレゼントを贈ったらいいかわからない」そんな悩みから生まれた新しいギフトのカタチ。

利用方法はこうだ。


ギフトを贈りたい人は、アーティストとコラボレーションした「soeru」オリジナルのギフトカードの中から好みのギフトカードを購入して、その後送付されるギフトカードURLを、SNSなどのメッセージアプリを通じて贈りたい相手にURLを送る。


受け取った保護者がURLを開くと、ギフトカードとともに、子どもに関するアンケート (おもちゃ診断)が表示され、このおもちゃ診断に回答することで、3つのギフトセットが提案される。最終的に、保護者が子どもの好きなものや発達に合ったギフトセットを選択することで、おもちゃと絵本のセットが届くという仕組み。

おもちゃや絵本に詳しくなくても、気軽に子どもにギフトを贈ることができ、既に持っているものを贈ってしまうことも、子どもに合わないこともなく、満足度の高いギフトを贈ることができるのが特徴だ。

15,000円のセットと10,000円のセットを用意


ギフトセットは、子どもの発達段階ごとの特徴と、「動物」「お絵かき」などのテーマで、絵本とおもちゃを選定。


15,000円のセットと10,000円のセットがあり、それぞれ27種類、14種類の中から子どもに合いそうなものを提案してくれる。

ちなみに、同サービスでは明確な対象年齢は設けていないが、現時点で用意しているおもちゃや絵本が対象とする発達段階は、乳幼児期 (0~6才)だという。

子どもとの関わりかたのヒントに


回答された「おもちゃ診断」は、保育や発達障害のある子どもなどへの支援を行う児童発達支援を専門的に学び、経験した専門スタッフが分析をする。

それを元に作成された「おもちゃ診断」には、現状の子どもが楽しいと感じる遊びやおもちゃの分析、遊んでいる際にどのように関わるとさらに遊びを楽しくしたり、成長を促したりできるかといったポイント、今後好きになりそうな遊びやおもちゃについて書かれている。

保護者が、子どものことをより深く知り、一緒に遊ぶ時間がもっと楽しくなったり、次におもちゃを買う際の参考になったりするものとなっているのも魅力だ。

贈り物をしたいがおもちゃ選びに不安を抱えているという人も、贈られる側も、双方が満足できるサービスといえそうだ。

soeruサイト:https://soeru.gift

(鈴木 京)