冬の札幌には、楽しみがいっぱい。体全体で雪を感じるアクティビティや、雪が降る季節ならではのイベントなど、押さえておきたいおすすめの観光スポットを8つ厳選しました。気温が低くても、しっかりと着込めば大丈夫。美しい景色や大自然を満喫しに出かけてみませんか。

1 さっぽろホワイトイルミネーション

市街にきらめく光はとびきりロマンチック

札幌の冬におすすめの観光スポット7選
(画像=とりどりの光に包み込まれる幻想的な景色、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

例年11月下旬からスタートする「さっぽろホワイトイルミネーション」。期間中、札幌の中心部はイルミネーションで彩られます。大通公園や札幌駅の駅前広場など、複数箇所に分かれた会場はそれぞれ異なる雰囲気が楽しめ、各会場を巡って楽しんでみるのもおすすめです。 2022年からはリニューアルして、新しいオブジェも登場。大通会場では、西1丁目から6丁目までテーマごとにデザインされた、シンボルオブジェが煌めきます。

特別感たっぷりのショッピングエリアでお買い物

札幌の冬におすすめの観光スポット7選
(画像=外国のマーケットのような空間に思わず胸が高鳴りそう、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

大通2丁目会場では、さっぽろホワイトイルミネーションの期間中「ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo」も同時開催されるのがお決まり。ドイツの伝統的な年中行事「クリスマス市」が札幌で行われるのは、札幌がドイツ・ミュンヘンの姉妹都市であることに由来しています。
限定のマグカップやマスキングテープなどのオリジナルグッズは記念のお土産としても定番で、毎年このイベントを楽しみにしている地元の方も多いそうです。

▼さっぽろホワイトイルミネーション

住所:大通会場(大通公園西1丁目~6丁目)、駅前通会場(北4条~南4条)、南一条通会場(南1条西1丁目~3丁目)、札幌市北3条広場会場(北2条西4丁目・北3条西4丁目)、札幌駅南口駅前広場会場(北5条西3丁目)
時間:会場により異なる。HPで要確認

ご当地サポーターコメント
札幌市中心部のイルミネーションは、この時期定番のデートスポット。白い雪に照明が輝き、写真映えもばっちりです。

2 さっぽろ雪まつり

見上げるほど大きな雪像はまさに圧巻

札幌の冬におすすめの観光スポット7選
(画像=第71回ウポポイ(民族共生象徴空間)ⒸHTB、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

冬の札幌といえば、全国的にも知られる「さっぽろ雪まつり」を楽しみに訪れる方も多いはず。札幌市の中心部がメイン会場となり、約1週間の開催期間中は、街全体が寒さに負けず活気づきます。

イベントの見どころの一つは、雪まつりの象徴でもある大通会場の大雪像です。巨大ながらも緻密に作り込まれた造形は毎年デザインが異なるため、何度行っても驚きがあるはず。市民雪像には、その年にはやったキャラクターや話題の人物が登場することも多く、人気の雪像の前では記念撮影する人の姿が絶えません。

大通公園以外にも楽しみがたくさん

札幌の冬におすすめの観光スポット7選
(画像=巨大滑り台に子どもは大喜びすること請け合い、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

雪まつりの楽しみ方は様々で、大通会場では雪像、すすきの会場では氷像、つどーむ会場ではアトラクション(2023年はつどーむ会場の開催はありません)と、一日ですべて回るのが難しいほど。

2023年は大通り会場の巨大雪像にティラノサウルスや新庄監督とHOKKAIDO BALLPARK F VILLAGE(北海道ボールパークFビレッジ)、大通西1丁目会場にはカーリングリンクがそれぞれ登場予定で、大人も子どもも楽しめること請け合いです。

▼さっぽろ雪まつり

住所:大通会場(西1丁目~西10丁目)、すすきの会場(南4条通~南7条通)、つどーむ会場(北海道札幌市東区栄町885-1)※2023年度はつどーむ会場は開催無し
開催期間:2023年2月4日(土)~2月11日(土・祝)
時間:会場により異なる。HPで要確認

ご当地サポーターコメント
会場ではスノーパークゴルフや各ステージイベントなど、工夫を凝らしたイベントが開催されています。寒くなったら近くのお店で休憩するなど、体を温めることも忘れないようご注意ください。

3 札幌藻岩山スキー場

札幌中心部からアクセス抜群のスキー場

札幌の冬におすすめの観光スポット7選
(画像=ナイターでは札幌の夜景を一望できる、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

札幌駅から車で約30分と、「札幌藻岩山スキー場」はアクセスの良さが魅力です。中心部からの移動時間が短いため、日中に観光、夕方からナイターとアクティブに過ごすことも可能。スキー用具やスキーウェアのレンタルも充実しています。札幌の街並みが一望でき、冬の澄んだ空気の中で見る夜景はとても美しく、旅のいい思い出になるでしょう。

夜景を楽しみたいなら上級者には「うさぎ平(だいら)コース」がおすすめです。他にも「ダイナミックコース」の上部は、初心者でも楽しめて人気があります。

キッズが安心して練習できるゲレンデ

札幌の冬におすすめの観光スポット7選
(画像=単発レッスンや数日間のグループレッスンなど、プログラムは様々、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

北海道唯一の「スキーヤーオンリー」のスキー場で、スノーボードを受け入れていません。初心者や久しぶりにスキーをする方、小さな子どもでも安心して滑れる環境が整っており、冬休み期間中は特に家族連れのお客さんがスキーを楽しんでいます。

直営のスキースクールはないものの、様々なスキースクールやクラブと連携しているため、豊富なプログラムから自分好みのレッスンを選べるのがうれしいポイントです。スクールの詳細は、HPでご確認ください。

ご当地サポーターコメント
スキー場の近くにはおしゃれなカフェが点在しています。スキーの前後や待ち時間にゆっくりと過ごしてみてはいかがでしょうか。

札幌の冬におすすめの観光スポット7選
(画像=『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

札幌藻岩山スキー場

北海道札幌市南区藻岩下1991
札幌駅より車で約30分
季節により異なる。HPで要確認
011-581-0914
無料

4 豊平峡(ほうへいきょう)温泉

露天風呂に浸かりながら美しい景色を堪能

札幌の冬におすすめの観光スポット7選
(画像=広々とした露天風呂は多少混んでも気にならない、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

札幌駅から車で20分ほどの郊外にある日帰り温泉。源泉100%と、一切の加温加水をしていない、純度100%の温泉を堪能できる珍しいスポットです。通称「美人の湯」といわれる、ナトリウムカルシウム炭酸水素塩・塩化物泉で、温泉好きの間でも人気が高い泉質です。
露天風呂には社長自らが羊蹄山より岩を運び、ちょうど腰掛けられるような椅子岩や寝そべられるように寝湯を配置したというこだわりぶり。遠くに連なる山々を眺めながら、心ゆくまでリラックスして過ごせます。

地元でも評判のカレーは必食

札幌の冬におすすめの観光スポット7選
(画像=温泉と同じくらいカレーを楽しみにしてくるお客さんも多い、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

そして温泉と同じくらい評判が高いのが、施設内にある食堂で味わえるインドカレーです。海外から取り寄せたスパイスを数十種類程使っている本格的なカレーで、日本人の口に合うような味に工夫しているといいます。** 名物のナンは、ネパール人のシェフが現地の釜を使って特別に仕上げており、もっちり・ふわふわの食感がやみつきになるおいしさ。カレーの辛さは5段階からお好みのものを選べるので、辛いものが苦手な方も心配ありません。

ご当地サポーターコメント
山々に囲まれた露天風呂は、近隣の温泉よりも開放感を存分に味わえます。四季折々の風景の中、のびのびとリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。

札幌の冬におすすめの観光スポット7選
(画像=『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

豊平峡温泉

北海道札幌市南区定山渓608-2
JR札幌駅から車で約20分
入浴利用時間10:00~22:30(最終受付21:45)
入泉料大人1,000円、子ども500円
011-598-2410
Ⓟ:無料

5 モエレ沼公園

街中からほど近い、地元の方にも人気の雪遊びスポット

札幌の冬におすすめの観光スポット7選
(画像=広くて長い斜面ではそり遊びが盛り上がりそう(©︎モエレ沼公園)、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

スキーやスノーボードよりも手軽に雪遊びを楽しみたいという方には、「モエレ沼公園」がぴったりです。札幌の中心部から車で約30分の距離と、冬の寒い時期でも足を運びやすいロケーションで、家族連れを中心に冬場でも多くの人でにぎわっています。
一休みしたい時は、駐車場に隣接している「ガラスのピラミッド」に立ち寄ってみてください。暖をとったり、ショップでお買い物を楽しんだりできる他、授乳室などの設備も充実しています。

札幌市内とは思えない、一面に広がる白銀の世界

札幌の冬におすすめの観光スポット7選
(画像=大人も子どもも雪遊びに夢中になりそう(©︎モエレ沼公園)、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

よくある公園と違い、モエレ沼公園でのそり滑りは迫力満点。高さ52mのモエレ山には、緩やかな部分と急勾配の部分があり、滑る部分を選べば子どもから大人まで長い距離のそり滑りを満喫できます。そりは有料で借りられるので、雪遊び道具を持っていなくても大丈夫。スノーシューや歩くスキー、長靴もそれぞれレンタルが可能です。
ここまでの長い斜面でそり遊びができるスポットは、市内にもなかなかありません。ぜひ大人も雪遊びができる服装で訪れてみてください。

ご当地サポーターコメント
晴れた日は、ガラスのピラミッドを通して見る青空がとてもきれい。アートを楽しむ冬のお散歩として訪れるのにもすてきな場所です。

札幌の冬におすすめの観光スポット7選
(画像=『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

モエレ沼公園

北海道札幌市東区モエレ沼公園1-1
JR札幌駅から車で約30分
7:00~22:00(園内各施設により異なる)
無し(園内各施設は定休日あり)
011-790-1231
Ⓟ:無料

6 さっぽろ羊ヶ丘展望台

札幌の冬におすすめの観光スポット7選
(画像=選べるアクティビティは体験料がそれぞれ無料、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

クラーク博士の像が有名な「さっぽろ羊ヶ丘展望台」で冬に開催される「羊ヶ丘スノーパーク」は、例年大人気のイベントです。札幌市内にいながら、広大で真っ白な雪原で雪遊びを楽しむことができ、チューブすべりや歩くスキー、ミニ雪だるまづくり、スノーストライダー(2~5歳限定)といったアクティビティが体験できます。
チューブすべりは一人用と二人用のチューブが用意されており、小さな子どもも大人と一緒に体験できるのでとても安心です。

たくさん遊んだ後は北海道のご当地グルメで温まろう

札幌の冬におすすめの観光スポット7選
(画像=人気の「ラムジンギスカン定食」(2,200円)、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

雪遊びで冷えた体を温めてくれるのが、レストラン「羊ヶ丘レストハウス」。広い店内には、北海道名物のジンギスカンを味わえるメニューが豊富に揃っています。各テーブルにはジンギスカン専用の焼き台が設置され、雄大な自然を窓の外に見ながらゆっくりと食事ができる居心地の良さもまた魅力的です。
クセの少ない肩肉を使った「ラムジンギスカン定食」は、ご飯やお味噌汁、野菜も付いてとても人気。お肉と相性抜群の、お店自慢のオリジナル特製つけダレもぜひ味わってみてください。

ご当地サポーターコメント
入場料が必要ですが、各アクティビティに体験料やレンタル料がかからないのがとても魅力的。そばには札幌ドームもあり、このエリアで一日中楽しめます。

札幌の冬におすすめの観光スポット7選
(画像=『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

さっぽろ羊ヶ丘展望台

北海道札幌市豊平区羊ケ丘1番地
地下鉄福住駅からバス乗車、「羊ヶ丘展望台」下車すぐ
スノーパーク10:00~15:00(最終受付14:45)、展望台9:00~17:00(最終入場16:45)
一般大人530円、小中学生300円
011-851-3080
Ⓟ:無料

7 千歳・支笏湖氷濤(しこつこひょうとう)まつり、ノース・スノーランドin千歳

冬ならではの幻想的な光景を味わって

札幌の冬におすすめの観光スポット7選
(画像=カラフルにライトアップされたオブジェは絶好のフォトスポット、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

札幌市内から車で1時間ほどの千歳市で、毎年行われている氷の祭典。「千歳・支笏湖氷濤(しこつこひょうとう)まつり」は、千歳市にある日本有数の透明度を誇る「支笏湖」の湖水を使うなど、厳寒の支笏湖の風土を活かしたイベントです。
湖水をスプリンクラーで骨組みに吹きかけて作られた大小様々な氷のオブジェは、昼はナチュラルブルーに輝き、夜は色とりどりのライトに照らされ、幻想的な世界を演出します。

別会場で楽しむスノーアクティビティー

札幌の冬におすすめの観光スポット7選
(画像=冬ならではのダイナミックなアトラクションが登場、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

別会場として、千歳の冬のレジャースポット「ノース・スノーランドin千歳」がオープン。支笏湖氷濤まつりとは別会場ですが、札幌中心部からはJRで約35分、新千歳空港からは車で約15分とアクセスが大変便利です。チューブスライダーや4輪バギー、大人気のスノーラフィティングやミニスノーモービルなど、雪の上ならではのアクティビティ(一部アイテム有料)が楽しめます。 冬の澄んだ空気の中を駆け抜ける爽快さは、年齢問わずやみつきになること請け合いです。

▼千歳・支笏湖氷濤まつり

開催期間:2023年1月28日(土)~2月23日(木・祝)
時間:10:00~20:00(ライトアップは16:30~20:00)
料金:高校生以上500円、中学生以下無料
TEL:0123-23-8288(支笏湖まつり実行委員会)

ご当地サポーターコメント
支笏湖の湖畔で夜にライトアップされた氷のオブジェは一見の価値がありますが、昼の青空の下で見る氷もまた美しさが際立ちます。時間がある方は、昼と夜の両方に足を運んでみてください。

8 ワカサギ釣り Giro21

手ぶらでOK、中心部からの送迎も頼めて便利

札幌の冬におすすめの観光スポット7選
(画像=氷の上でもテントの中は温かい、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

北海道の冬の楽しみの一つ、ワカサギ釣りも札幌近郊で体験することができます。札幌市から石狩市にかけて流れる茨戸川(ばらとかわ)には、冬場はワカサギ釣り用のテントが並び、幅広い年代のお客さんが訪れています。
札幌市中央区または北区のホテル、そしてJR札幌駅北口まで車で送迎してくれる「Giro21」を利用すれば、滞在先やお出かけ先からでも楽に移動が可能。スノーブーツと防寒ズボンの無料レンタルもありますが、防寒帽子やフード付きアウター、手袋があると安心です。

アットホームな雰囲気で体験中も和気あいあい

札幌の冬におすすめの観光スポット7選
(画像=釣りたてのワカサギの天ぷらは格別、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

必要な道具は全て用意されており、ワカサギ釣りが初めてという方にも、釣り方や餌付けなど分かりやすくガイドしてもらえるので心配は無用。スタッフのサポートのもと、地元の方たちが楽しんでいるスタイルで、自分で釣る氷の穴をドリルで開けたり、天ぷらも一緒に揚げたりと、プライベート感たっぷりの思い出作りができます。家族や仲間たちと協力したり競ったり、北海道らしい雪景色の中で心も体も温まる体験が愉しめます。

ご当地サポーターコメント
冬の屋外体験は寒さが心配になるかもしれませんが、テントの中は予想以上に温かく快適です。かまくらに入ったような気分を味わえるはずです。

札幌の冬におすすめの観光スポット7選
(画像=『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

ワカサギ釣り Giro21

札幌市中心部から車で約30分(送迎あり)
ツアー期間:2023年1月10日(火)~2023年3月10日頃(結氷状況により前後有り)
9:00~12:30 送迎時間含めおよそ3時間30分(変更の場合あり、HPで要確認)
HPで要確認
受け付けは2名以上~ 大人8,000円、学割(中・高・大・専門学生)7,000円、5歳~小学生6,000円

※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
記事公開:2022/12/13

提供・星野リゾート みちくさガイド

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