・俳優のイ・ボムスが、教授として在籍している新韓(シンハン)大学で、学生にパワハラをしたという疑惑に包まれる中、総学生会が学生から寄せられた主張について反論した。
・彼は2014年から、新韓大学公演芸術学科長として学生の指導にあたっている。
・総学生会は「現在までに、確認された証言および物証がない状態」と報告した。


俳優のイ・ボムスが、教授として在籍している新韓(シンハン)大学で、学生にパワハラをしたという疑惑に包まれる中、総学生会が自主調査の進行状況を報告した。

自身が在籍する新韓大学で学生へのパワハラ疑惑が浮上したイ・ボムス

12月21日、新韓大学総学生会はSNSで「最近YouTube(ユーチューブ)や各種メディアに情報提供された、本校公演芸術学科のイ・ボムス教授によるパワハラ及び、不条理申告の件に関して、総学生会の進行事項と疑惑関連調査内容を共有する」と伝えた。

総学生会は、“イ・ボムスが貧富の差でクラス分けをし、学生を差別した”、“イ・ボムスのパワハラで学生の半数以上が自主退学をしたり休学した”、“暴言と悪口が飛び交い、本人のスケジュールによって授業が進まない”、“2015年度からすでに彼に対する問題が持ち上がっていた”という、これらの主張について反論。

クラス分けについては、「所得ではなく成績によるもの」「学生個人の事情により、クラス変更が可能」とし、「公演芸術学科の自主退学率と休学生は、他の科に比べると上位圏」と説明。

また、パワハラと暴言に関しては「11月4日から、学科学生会による聞き取り調査や、学生から匿名での情報提供を受けているが、現在までに確認された証言および物証がない状態」とし、「これらの問題については、本校で人権委員会と学生代表を主軸にした、情報提供に聞き逃した部分があるのか、あるいは知られていない被害学生の実態があるのか、追加で全数調査の計画を立てている」と明かした。

同時に新韓大総学生会は、「現在まで情報提供者の身元をはじめ、情報提供案件に対する正確な証言や実体が、確認されていない状態」とした上で「学校と専門的なタスクフォースチームを設け、わずかな疑惑や被害が発生しないよう、追加的な全数調査を実施する予定だ」と回答している。

イ・ボムスは、2014年に新韓大学公演芸術学科長に任用され、学生の指導にあたっている。最近になってパワハラ疑惑が浮上していた。

(TOPSTAR NEWS ユ・ヘジ記者 / 翻訳:長谷川朗子)