一方、バナナマンがいなくなったことよりも視聴者が気になったのが、登場した芸人たちが派手に落下する恒例の演出について。先月末、松本伊代がバラエティ番組『オオカミ少年』(TBS系)の撮影中、落とし穴に落下する演出によって腰椎を圧迫骨折する重症を負い、全治3カ月となった事故があっただけに、それを思い出した視聴者からは、「細かすぎて伝わらないモノマネ見てて松本伊代骨折が頭をよぎる」「落下の演出はもうやめたほうがいいかもね」「ケガをしないか心配でネタが頭に入ってこない」との声も上がっている。
「このタイミングで117回も落下させたわけですから、視聴者がざわつくのも無理はないでしょう。セット下の奈落までは2~3メートルあり、奈落には5000個ほどのスポンジが敷き詰められるなど、もちろん安全面への配慮はされています。落下後はスタッフが助けにきて、横から抜けるという仕組みになっているようで、芸人たちはスタッフのリアクションでウケたかどうか判断するのだとか。出演者は“甲子園の土”よろしく記念にスポンジを持ち帰ることもでき、部屋に飾っている芸人もいるようです」(放送作家)
現在は年に1度の特番だが、石橋は「3カ月に1度」に増やしたい様子。“オチ”がつかない事態が起きないことを祈るばかりだ。