A. こんにちは。生後2ヶ月くらいの時期というのは、歯が生え変わり始める時期でもあります。そのため、歯茎が痒い、ということで、それを紛らわすために、物をよく噛みます。また、この時期は通常であれば、親猫や兄弟猫と遊びまわっている時期でもあります。遊びまわっている時に、強く噛みすぎれば、兄弟猫や親猫は嫌がって離れる、もしくは噛み返して、『その噛み方は痛いよ!』ということを伝え合います。そして、子猫は徐々に噛む力加減ということを覚えていきます。対処法としては、まず、強く噛んでも良い物(あまり硬すぎないおもちゃなど)を与えます。これは、人間の赤ちゃんで言う『歯固め』の道具となるようなものです。次に、躾けをしっかり行うことです。その方法ですが、これは痛く噛んだら間髪いれずに『痛い!』と本心から言うことです。(絶対に手を挙げたりはしないでください。言葉で叱ることで猫は『良い』、『悪い』ということを学んでいきます。)そして、遊びを5分くらい中断しましょう。もしくは、強く噛んでも良いおもちゃを与えて一人遊びさせておきます。そうしていくと、強く噛んだ時には叱られる、と徐々に学んでいきます。最後に、手でじゃらして遊ぶことはしないに越したことはありませんが、『どうしても、その姿が可愛い』という場合、最初は手で良いのですが、子猫が興奮し始めると、別のおもちゃで遊ぶ様にしましょう。猫も同居していく上でのしつけというのはできますよ(^_-)。


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