日本を代表するロックミュージシャン・YOSHIKI、HYDE、SUGIZO、MIYAVIによるスーパーバンド・THE LAST ROCKSTARSが、大みそかの『第73回NHK紅白歌合戦』に特別企画で初出場することが12月19日に発表された。結成後、テレビでのパフォーマンスはこれが初となるが、ネット上では冷めた反応が続出している。
同バンドは、11月8日にメンバーがそれぞれの公式サイトやSNSで“重大発表”を生配信すると告知し、同11日の記者会見で結成を発表。併せて12月23日発売の楽曲「THE LAST ROCKSTARS」など2曲のティザー映像が公開され、さらに来年1月に東京、2月に米ニューヨークとロサンゼルスでデビュー公演を予定していることも明かされた。
「日本のロック界を代表する4人が新たにバンドを結成するとあって、発表時には多くのファンが歓喜。10月31日をもってジャニーズ事務所から退社した滝沢秀明氏も、Twitterで同バンドのデビュー公演に関する投稿をリツイートし、プロフィール欄で『奇跡のバンド結成!わーぃわい』と喜んでいました」(芸能ライター)
一方、ネット上には同バンドの『紅白』出場について「まだ曲も発売してないのに……。だったら、それぞれのバンドで出てほしい」「バンドのプロモーションにしか見えないし、『紅白』の出場基準がよくわからない」などと物議を醸している。
「THE LAST ROCKSTARSは“世界をロックする”というコンセプトのもと、日米デビューが決定しています。しかし、バンドの公式YouTubeチャンネルの登録者数は2万人程度と、メディアが派手に取り上げているわりには寂しい印象です。そもそも今回のバンド結成について、YOSHIKIが所属するX JAPANファンやHYDEがボーカルを務めるL’Arc~en~Cielのファンからは、『新バンドより、自分たちのバンドのほうでしっかり活動してほしい』という要望も少なくなかったんです」(同)