◆マッシャーとしても使える

 裏側はマッシャーになっていて、波々の部分では容器の内側の壁につけてすりつぶして使います。離乳食やマッシュポテト作りなどで活躍しそうですね。先端の突起物のところは上から押して粗つぶしができます。

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 穴の開いている方はパスタやマカロニの湯切り、卵の黄身分け、先端のフォーク部分は麺類を取り出すのに使います。トングなのに穴が開いたり、先端が割れていたりして使いにくいのでは? と思いきや、これもきちんと計算されたデザインだったようですね。

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 ちなみに、穴が開いている方は持ち手の部分と掴む部分が取り外しできます。黄身分けするときはそのままだとバランスがとりにくいので、取り外して使うのがおすすめです。

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◆置くためのスタンドが付いていて嬉しい

 個人的には先端が浮くようにスタンドがついている機能もお気に入りです。衛生的で置き場所に困らないのはありがたい!

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 ステンレスのトングを使ってきた人は、素材がどれほどの熱に耐えられるか気になるところかもしれません。このトングの先端部分の素材はナイロン製で耐熱温度は180℃とのこと。180℃あれば炒め物を混ぜたり、熱い汁物やゆで汁の中に入れたりしても問題なさそう。

 ただ、ハンドル部分はポリプロピレンで耐熱温度は70℃しかなく、高温の鍋肌に置いておくと溶けるおそれがあるので取り扱いに注意が必要ですね。

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 これだけの機能があるトングを110円で買えるのはかなりお得ではないでしょうか。とりわけ用の大きなスプーンやマッシャーをバラバラで買わなくてもいいので、節約にも省スペースにもなりますよ。ダイソーで見かけたらぜひチェックしてみてください!

<文・撮影/林加奈>