◆バーベキューにスカートとパンプスで行くと…
アユさんは、友人から聞いたシェアハウスの生活が羨ましかったと言います。
「友人が住んでいるシェアハウスは、12人ほど住んでいる大規模なシェアハウスで、顔見知り程度から、一緒に出掛けたりするようなルームメイトまでいるみたいでした。学生の頃のようなワイワイ、ガヤガヤした空間が懐かしくて、一緒に遊んでみたかったんです」
バーベキューは、都下のバーベキュー会場で行われたと言います。駅からはバスで行くことができたと言いますが、アユさんはバーベキューには不似合いな格好で行ってしまったというのです。
「スカートだから、足元もスニーカーではなくローヒールのパンプスで行きました。手ぶらでいいバーベキューだと聞いていたので、普段の格好で大丈夫だと思ったんです。
そうしたら、気になっていた男性から『その格好だと汚れたら大変だし、動きづらくない?』って言われてしまったんですよね…。シェアハウスの住人たちは、買い出しや準備もあったので車で相乗りでやってくるし、すでに仲が良い雰囲気でした」
◆“アウェイ”なバーベキューで、散々な状況に
たくさんの料理が用意され、バーベキュー自体は盛り上がりました。
「おにぎりが作ってあったり、コストコで買ったティラミスやチキンがあったりと食べ物はどれも美味しかったんです。でも、準備したシェアハウスのメンバーだけで盛り上がっていたので、私はあまり良い印象ではないのかと不安になってお酒を飲みすぎてしまって……。
その結果、盛り上げようとはしゃいでしまい、いろいろな人に話しかけたり、よそ見をしているときに、誰かが投げたフリスビーが当たったりと散々でした」
最後に、バーベキュー会場内にある広場で花火をしましたが、そこでも失態を犯してしまいます。