自分を印象づけるのに有効なファッション。どんな服でも上手に着こなせるのも素敵だけど、これだけは負けないと言える私だけの個性をファッションで発揮するにはどうすればよい?

年齢なんて、ただの数字。
だけど、年齢という数字はときに自分の在り方やスタイルを見直し、その都度、鮮度の高い自分へアップデートすることができる良い指標だ。20歳には20歳に似合う服を、30歳には30歳に似合う服を知って、よりアナタらしいスタイルを作っていきましょう。今回は、30歳の女性に捧ぐ、ファッションスタイルの作り方をご紹介します。

♯ あなたを表現する“色”を決めてみて

ファッションにおいての自分らしさを意識するさいに重要となるのが“色”。なんとなくアナタがいつも集めてしまう色などはありませんか?服以外にも小物やインテリアなどに気づけば多用している色があるかもしれないか、今一度自分の持ち物を見直してみてください。

いつも取り入れている色=アナタを象徴する色として周りに認知されているならば、ぜひ、今後も意識してその色の服や小物を取り入れてみてください。例えばアーティストの「シシド・カフカ」さん。彼女はなんとなくいつも黒の服をまとっているイメージはありませんか?なので彼女を見れば、「強そう」、「かっこいい」という印象を感じる人が多いです。

このように色から持つイメージをそのままアナタのイメージとして定着させることで、アナタらしさを分かりやすく発信することができます。青が好きなら、青系の服を揃えて「知性的な印象」を持たせてみましょう。ピンクが好きな方は、「愛らしさ・可愛さ」を表現することができます。持ち物としては取り入れてなくても、こういう印象を持たせたいという具体的なイメージがあれば、それにマッチする色を取り入れていくことで、周りからは狙い通りの印象を持たせることができるでしょう。

♯流行ではなく、“スタイル”を意識する

ファッションはよく「今年のトレンドが何か」について注目されがち。私自身も数多くのトレンド記事を配信してきました。しかしファッションはトレンドを追うことだけが全てではありません。むしろトレンドを全部盛りしたコーディネートは少々くどく、トゥーマッチな印象を持たせることになります。それよりも意識したいのは、ご自身のスタイルを確立すること。

ファッションにおいてのスタイルというのは、いわゆる「どういうファッションジャンルが好きか」、「どんなデザインのアイテムとアイテムを組み合わせるのが自分流なのか」という自分らしいコーディネートのこだわりのことを指します。

ファッションジャンルは、わかりやすく言えば女子アナ的なコンサバティブ系、アクティブなアイテムを取り入れたスポーティ系、シンプルだけどハードなアイテムを取り入れたモード系など、さまざまあります。その中の一つのジャンルを極めるか、あるいはそれぞれのジャンルを取り入れても絶対にこのアイテム・色を取り入れるなど。ファッションから感じ取れる、見て取れる「アナタのこだわり」を作ることが大切です。リボンのアイテムが好きだから、どのコーディネートにもリボンを入れる。それがマッチするようにお洋服を組み合わせていくなど、こだわりの作り方は人さまざま。アナタに合った形でこだわりを大切にしてみてくださいね。