・BTSのVが”一緒に深夜映画を見たい男性アイドル”ランキングで1位に輝いた。
・映画マニアとしてもお馴染みのVは、度々自身のおすすめ映画をメンバーやファンに紹介している。
・今回はVがおすすめする感受性溢れる映画をご紹介する。
BTS(防弾少年団)のV(ブイ)が「一緒に深夜映画を見たい男性アイドル」ランキングで1位に輝いた。
今回の”一緒に深夜映画を見たい男性アイドル”の調査は、11月22日から11月29日までの期間、アイドルランキングの投票アプリ、最愛ドルで行われた。
韓国のニュースサイトSTARNEWSは、Vが2万5,161票を獲得し、1位を占めたと伝えている。
BTSファンの間でも、Vは映画マニアとしてお馴染みだ。
彼はインタビューやアンケートなどで、映画について言及し、度々メンバーやファンに向けて自身の好きな映画を紹介している。
特にVは音楽や芸術に関心が高く、アーティストや文化人の人生を描いた作品を好んで視聴。自身も歌手であることから、アーティストの人生に共感する部分が多いようだ。
2017年のFESTAで、VはJ-HOPE(ジェイホープ)に映画『エゴン・シーレ 死と乙女(2016)』を勧めた。
エゴン・シーレはオーストリアの画家で、Vは以前から好きな画家の1人に、エゴン・シーレの名前を挙げている。
2018年には、パリで開催されたエゴン・シーレとジャン=ミシェル・バスキアの個展を直接訪問。公式SNSを通し、「夢が叶った!」とファンに喜びを報告した。
イタリア映画『海の上のピアニスト(1998)』は、Vが”人生映画”に選んだ作品だ。
豪華客船で生まれ育ち、一生地上に降りることのなかった天才ピアニストの生涯を描いた物語で、Vは過去にジンへのおすすめ映画としてアンケートに記載している。
映画だけではなく、挿入曲の『Magic Waltz』や『Playing Love』についても愛情を示しており、思い入れの強い作品であることが伝わってくる。
*人生映画:人生で1番良いと思う映画作品
また、Vはトランペットを学んだきっかけのひとつに、映画『ブルーに生まれついて(2015)』を挙げている。
『ブルーに生まれついて』は、1950年代に活躍したジャズトランペット奏者、チェット・ベイカーの伝記作だ。
デビュー当時からチェット・ベイカーが好きだったVは、映画や音楽を通し、自身もトランペットを学ぼうと決意。
2021年に公開されたリアリティー番組『IN THE SOOP BTS ver. シーズン2』では、トランペットのオンラインレッスンを受けるVの姿が話題となっている。
2021年11月には、ファンコミュニティープラットフォームWeverse(ウィバース)で『ザ・ユナイテッド・ステイツvs.ビリー・ホリデイ(2021)』に言及したV。
ファンがジャズのおすすめを求めた際、「今日はビリー・ホリデイの映画が公開されました」と返信したことから、Vの推薦作品として注目を集めた。
劇中ではアメリカのジャズ歌手、ビリー・ホリデイの壮絶な人生と、大ヒット曲『奇妙な果実』から巻き起こるFBIとの対決が描かれている。
音楽やコンテンツを通し、ファンに感動を与えるVだが、彼自身もこれまで多くの映画や音楽、芸術に感銘を受けてきた。
そんなVが推薦する、感受性溢れる映画作品をぜひチェックしてみてはいかがだろうか。