電気料金の値上げが相次ぎ、家計を苦しめる原因となっています。これから寒い冬を迎えるにあたり、少しでも電気代を節約したいところです。そこでこの記事では、簡単にできる節電の方法を4つ紹介します。

エアコン暖房の設定温度を見直す

冬の暖房で多く電力を消費するのはエアコンです。エアコンの設定温度を1度下げると、ひと冬(169日)で約1430円の節約になります。1日あたり約8.46円、1カ月なら約254円の節約です。

エアコンの暖房効率を上げるには、ドアや窓の開閉をできるだけ少なくしましょう。カーテンは厚手のものに替え、床まで届いて隙間のできないものが効果的です。また、扇風機を使用して暖かい空気を循環させるとよいでしょう。

冷蔵庫の設定温度を変える

季節ごとに冷蔵庫の設定温度を変えるだけで、節電効果があります。冬は弱、夏は強(部屋の温度が冷房で涼しいときは「中」にする)など、季節の変わり目に温度設定を変えておきましょう。また、食材の詰め込みすぎは電力を多く消費するので注意しましょう。

洗濯の「すすぎ→脱水」を1回にする

一般的に洗濯は「洗い→すすぎ→脱水→すすぎ→脱水」に設定されています。これだと電気代は約2円で、月約60円かかります。けれども、「すすぎ→脱水」を1回にすると単純計算で月20円、年240円節約できます。これにより水道代の節約にもつながります。