四柱推命の雑気印綬格
四柱推命での「雑気印綬格」の意味
「雑気印綬格」の雑気は辰戌丑未をさします。印綬格は月令印綬という意味ですが、この印綬は、メダルなどにつける紐のことで、優秀な研究者、学者をあらわします。雑気印綬格尊厳と気品をあらわします。基本的に名誉や人の評価をあらわします。
雑気財官の中の「雑気印綬格」
まず雑気財官と呼ばれるものがあり、この意味は辰戌丑未の四支を指します。天地の四つの収蔵、四つの牢獄と言われています四柱推命ではお墓のような扱いです。例として丙丁日辰月の生まれの場合、乙木が多ければ雑気印綬格と呼ばれます。ちなみに戊己が多ければ雑気火土傷官格、癸水が多ければ雑気財官格と呼ばれます。
冲を喜ぶという「雑気印綬格」
雑気印綬はある年までに気を付けなければならないことを教えてくれるものです。そこを無視すると冲の作用を強め、命にかかわる事故や病苦があるといわれます。俗に「冲を喜ぶ」と呼ばれます。ただしこれには誤解があります。正しくに落とし穴があるという立て札があるのに無視して歩き、落ちて大けがをするようなものです。
どこをクリアすればよいか知っていれば防げます。大病の恐れがあるなら生活を改善する、失脚の恐れがあるなら人間関係を見直すといい、というだけのことです。
四柱推命ここに注意!
四柱推命では年月時のうち主に月柱を見る
四柱推命の中は生まれた年月日と時刻をもとに運命を算出する学問です。中でもその人の運命に強い影響を及ぼすのは生まれ月=月柱です。四柱推命の中で七冲、六害と言えば凶の意味があります。けれども占いはあくまで統計学であり、運命を開くために上手に使って幸せになっていただきたいと思います。
悪い相性は、案外視野が広がります。自分が苦手で気の毒だと思うことを、相手は得意で頼れば喜ぶかもしれません。寅は申の臨機応変さから、申は寅の意志の強さから学ぶことがあるはずです。巳の綿密な根回しと亥の体当たりのガッツがタッグを組めば、最高の仕事ができますよ。気が合わない相性はうまく使えば運が開けます。
運をアップする占い師とのかかわり方
「相性は知りたし、年は隠したし」と、昔の乙女は言いました。20歳すぎたらもう婚期を逃したといわれていた時代、そんな乙女たちが人目を避けるように訪ねたのが占い師さんのところでした。いい占い師さんは必ず希望を与えました。その人が幸せになる方法を一生懸命模索したのです。そして口が硬く、秘密を厳守しました。
今も昔も、悩める人の思いはかわりませんね。占い師さんを選ぶなら、口がかたいこと、そして助ける方法を教える人であること、運命が変えられなくても、その人にとって最良の結果を出す方法を親身に考えてくれる人であることが大切です。知りたければ…と、高額な追加料金を請求されたら、断って基本料金払って帰りなさい!
四柱推命の存在する意味
占いが存在する意味は、幸せになるために「どんなところに気をつければいいか」という道しるべです。相性は目安と統計でしかありませんが、転ばぬ先の杖にもなります。相剋の相性のとても仲のいい夫婦を知っていますが、四柱推命を味方にして相手を知り、障るところをうまくかわし、喜ぶことを重ねていったからだそうです。
今年こそ四柱推命で最高の開運をしよう!
七冲、六害などと聞くと、いかにもおそろしい感じがしますね。けれども相性は使い方次第ではないでしょうか?いたずらに怖がるのではなく、今何に注意すればいいのか、理解することで大きなトラブルを避けられるメリットがあるのです。明るく前向きに四柱推命と付き合ってくださいね。
七冲は怖いものではなく、幸せになるために「何が必要か」「何に気をつければいいか」という意味を持つ道しるべです。雨が降るからが要る、落とし穴があるから道を変えよう等と判断し、前もって準備するためにあります。
提供・BELCY
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