「エフ・エム・アイ」は、東京を中⼼に⺟⼦家庭の⽣活⽀援と⼦どもの貧困を啓発する事業を⾏う「リトルワンズ」の社会活動に賛同し、初めての試みとしてシェフが子どもたちに料理を教える料理教室を11月19日(土)に共同で開催した。
イベント概要
「エフ・エム・アイ」が親交のあるピッツア職⼈であるサルバトーレ・クオモシェフ、「ONODERA GROUP グループ」エグゼクティブシェフの杉浦仁志シェフとともに、フードマシンを通して食に関わる問題を何とかしたいと考えていたなか、「リトルワンズ」⼩⼭代表に出会い、同イベントの開催が実現した。
同イベントでは、⺟⼦家庭の⼦どもたちに、料理の基本と美味しい料理、プロの使うフードマシンを体験・体感してもらったそうだ。
食の知識を学びながら調理体験
当日は母子父子家庭の親子20組40人が来場し、2人のシェフによる講習や調理体験を行い、出来たての美味しい料理を食べた。子どもの親である女性は「普段できない体験をしながら楽しめた」「夢のような時間でした。」「今度は、スパゲッティが食べたい」と話してくれたという。
栄養価の⾼い⾷事講座
杉浦仁志シェフによる「栄養価の⾼い⾷事講座」では、野菜の栄養価など、健康につながる食の知識を交えながら、家庭でも手早く簡単に作れる野菜料理を「魔法の時短料理」として実演、紹介したそうだ。
ピザづくり実演講習、調理体験
サルバトーレ・クオモシェフによる、「ピザづくり実演講習、調理体験」では、子どもたちにトッピング体験に参加してもらい、調理の楽しさを感じてもらったという。
自分で作ったピザを夢中で食べる子どもたちの姿と「美味しい」の声が、会場中に響き渡り、笑顔がいっぱいだったそうだ。
SDGsジェラート提供、ソフトクリームマシン体験
「エフ・エム・アイ」のコーポレイトジェラティエーレ荻野慎太郎シェフによる「SDGsジェラート提供、ソフトクリームマシン体験」では、大分県でジェラート専門店をオープンしたサルバトーレ・クオモシェフが開発した安心・安全な食材を使用し、健康にも配慮したSDGsジェラート(※)を提供した。
また、子どもたちが自ら巻いてトッピングした、「世界に1つだけのソフトクリーム」を楽しんで食べてもらったそうだ。
参加者からの声
参加者からは、「帰ってからも“今日は楽しかったねー”と寝るまでずっと言っていました。」「あのような料理教室に行くことは初めてで、子どもにとっても非常に貴重な経験になりました。」「ピザって揚げられるんだ!と初めて知りました。」「コック帽が余程気に入ったのか、帰りも道中被っていました。」との声が届いたという。
今後も、継続可能な⾷と栄養、⾷の知識に触れ、体験・体感できる機会とその仕組みづくりを⽬指して継続的にイベントを開催していくという「エフ・エム・アイ」に注目してみては。
エフ・エム・アイ公式サイト:https://www.fmi.co.jp/
※SDGsジェラートとは規格外の果物を使用したジェラ―ト。フードロス低減に貢献。
(角谷良平)