3つ目の漢字は「廂」です!
本日の難読漢字クイズは「廂」です!
画数は多くありませんが…何と読むのでしょう?
「廂」の読み方のヒントは?
1.「廂」をひらがなにすると3文字です。
2.「廂」は建物と関係の深い言葉です。次に関係が深いのはファッションです。
3.玄関やベランダに「廂」があると便利です。
正解は…
正解は「ひさし」でした!
一般的には「庇」と書くことが多いですね。
「廂(ひさし)」は訓読みで、音読みは「ショウ」「ソウ」です。
建物に関係する「廂」
扉や窓、縁側などの開口部の上に出っ張っているのが「廂」です。ちなみに、屋根の下部に出っ張っている部分は「軒(のき)」です。どちらも日差しや雨風から家を守ってくれます。
昔の寝殿造では、母屋 (もや) の外側に張り出した一段低い部分を「廂の間(ひさしのま)」「廂間(ひあわい)」と呼びました。屋根はなく、周囲に妻戸(観音開きの扉)などを立て、外に縁を巡らせた場所です。
ファッションに関係する「廂」
帽子に付いている日よけ「つば」「バイザー」を「廂」といいます。
また、明治30年後半から大正にかけて流行したのが「廂髪(ひさしがみ)」です。髪を束にまとめ上げ、前髪と左右耳際の髪を前方へ突き出すのが特徴でした。
4つ目の漢字は「瘤」です!
「瘤」という漢字・・・何となく「がん」とか「しびれ」などの病気や身体症状をイメージする人が多いのではないでしょうか?
というのも「瘤」という漢字、「やまいだれ」が付いているんです。
「やまいだれ」というのはずばり、「病気」に関する漢字に付いています。
「痺れ(しびれ)」や「癌(がん)」、「痰(たん)」や「痙攣(けいれん)」など・・・
それでは「瘤」は何と読むのか、さっそく見ていきましょう!
「瘤」の読み方のヒントは・・・?
読み方は、ひらがなで「〇〇」の2文字です。
大ヒントは、「たん〇〇」と「〇〇取りじいさん」ですよ!
もう分かりましたよね?
「瘤」の読み方の答えは・・・
正解は「こぶ」でした!
「瘤(こぶ)」とは、「皮膚が盛り上がってできた肉のかたまり」を指す言葉です。
よく使う「たん瘤(たんこぶ)」という言葉は、臓器にできる腫瘍のような瘤(こぶ)に対して、打撲によってできた瘤(こぶ)の事を指すんですって!
また、「目の上の瘤」のように「邪魔な物」という意味でも使われます。
さらに交際・結婚相手に子供や同居人がいることを「瘤付き(こぶつき)」と言うこともあります。
色々な使い方や意味があって面白いですね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!