栗林公園や史跡高松城跡 玉藻公園をはじめとする高松の観光スポットの中で、トリップノートの4万2千人の旅行好きトラベラー会員(2019年8月現在)が実際に行っている高松の人気観光地ランキングをご紹介します!
1位:栗林公園
16世紀後半、地元の豪族佐藤氏によって作られた庭園が始まり。その時はまだまだ小さい庭でしたが、1631年頃、この地を治めた生駒家の家臣により現在に近い大きな庭園の基礎がつくられました。
のちに生駒氏から松平氏へと藩主が変わり、基礎が築かれてから100年以上経った1745年に庭園が完成。明治8年(1875)に県立公園として一般公開され、昭和28年(1953)には国の「特別名勝」に指定されました。そして2009年には『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』で最高評価の三つ星を獲得しています。
栗林公園の面積は東京ドーム3.5個分で、さらに背景の紫雲山を含めれば約75ヘクタールと、なんと東京ドーム16個分にも及ぶ広大な庭園です。園内随一のビュースポット「飛来峰」からは南湖を一望する素晴らしい絶景が楽しめます。
2位:高松港
高松駅から歩いて5分ほどと近い場所にある港。瀬戸内国際芸術祭2010で大巻伸嗣が手がけた、高さ8mのカラフルな2本の柱「Liminal Air -core-」がシンボルのように佇んでいます。飛鳥Ⅱなどの豪華客船も着岸する大きな港で、本州や小豆島、直島などの離島と香川を結びます。
3位:史跡高松城跡 玉藻公園
天正16年(1588年)に豊臣秀吉の家臣・生駒親正が築城し、生駒家4代、松平家11代の歴代藩主の居城だった高松城跡を整備した公園。瀬戸内海の海水をお堀に引き込んでおり、愛媛県の今治城、大分県の中津城とならぶ”日本三大水城”のひとつに数えられています。映画『春の雪』や『椿三十郎』などのロケ地としても使用されました。
柿本人麿が讃岐の国の枕詞に「玉藻(たまも)よし」と詠んだことからこの辺りの海を玉藻の浦と呼んでいました。玉藻の浦にちなんで別名「玉藻城」とも呼ばれ地域の方に親しまれています。
4位:高松シンボルタワー
サンポートに位置する、四国で最も高い151.3mの超高層ビル。タワー棟の30階には入場無料の展望スペースがあり、高松市街や瀬戸内海、屋島を眺めることができます。なお展望スペースは10時から11時、15時から17時の間のみ利用でき、店舗内にあるため貸切時には利用できません。またホール棟の屋上広場にはウッドデッキがあり、瀬戸内海の美しさを堪能できます。
5位:屋島
屋島は香川県高松市の北東に位置する「メサ」と呼ばれる卓状台地で、かつて源平合戦の戦場にもなりました。今では四国八十八ヶ所の八十四番札所「屋島寺」や宿泊施設、水族館なども点在する、観光地として人気の高いエリアです。頂上にはいくつも展望台があり、夜には夜景も楽しめます。