ワイキキといえば世界有数のリゾートであり、ハワイ観光の中心地ですが、住んでいる人もいれば、働いている人もいます。ローカルの人たちにとっては、大切なビーチがあり、緑多き公園があり、ごはんを食べたり、飲んだりと、普段通りに過ごすところ。旅行者の方々にもローカルのようにワイキキをのんびりと過ごしてもらえたら、よりワイキキを身近に感じ、好きになってもらえる気がします。

1 空気がおいしい「カピオラニパーク」で朝散歩

ワイキキビル群の隣にあるグリーンオアシスは地元の人の朝活の場

「ワイキキ」でローカルのようにスローに過ごす1日
(画像=真正面に見えるのは「ダイヤモンド・ヘッド」、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

ハワイの人々は朝から元気がいい。それを一番に感じるのはカピオラニパークです。ジョギングをしたり、犬の散歩をしたり、海で泳いだりサーフィンをしたり。朝の日射しを浴びながら活動的に動くことは時差ボケ解消にもなりますし、そんな人々を眺めながらのカピオラニパークの散歩ほどハワイの朝にふさわしい1日のはじまりはないと思います。

「ワイキキ」でローカルのようにスローに過ごす1日
(画像=海側にもきちんと舗装された散歩道があります。、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

カピオラニパークの海側ではワイキキを遠くに眺める絶景を楽しみながら歩きます。広い芝生に覆われた公園中央ではダイヤモンドヘッドを眺めながら。そして正面に見据えることができるベンチを探してみて下さい。ここで一息。

「ワイキキ」でローカルのようにスローに過ごす1日
(画像=小さなガーデンですが、ハワイ固有種の植物や木々が植わっています。、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)
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(画像=実は数種類しかないハワイ固有種のハイビスカスのうちの1つ。「コキオ・ケオ・ケオ」。、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

まだ余力がある時は少し山側へ足を延ばし、カピオラニパーク一角にある「クイーンカピオラニガーデン」へ行くと、ハワイ固有の植物を見ることができます。

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(画像=『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

Kapiolani Park (カピオラニパーク)

3840 Paki Ave. Honolulu, HI 96815
ワイキキ中心部から徒歩15分

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(画像=汗をかいた後の冷たいコーヒーは格別です。「Cold Brew」$4.5。、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

爽快な散歩の後は、すぐ近くにある素敵なコーヒースポット「アースカフェ」へ。オーナーこだわりのコーヒーはハワイ産をはじめ、アフリカや南米などの各国のものを用意。地元の人たちに溶け込む時間は旅ならではの醍醐味です。

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(画像=『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

Ars Café (アースカフェ)

3116 Monsarrat Ave. Honolulu, HI 96815
ワイキキ中心部から徒歩20分
月曜―木曜 6:30-16:00、金曜、土曜 6:30-18:00、日曜 8:00-18:00
無休
808-734-7897

2 ワイキキ中心で食べるローカルランチなら「リリハベーカリー」

旅の途中にハワイの定番ごはんを食べてみよう

「ワイキキ」でローカルのようにスローに過ごす1日
(画像=「Loco Moco」$18.50、「Guava Plantation Iced Tea」$5.95、「Ultimate Berries&Nuts」$18.50 (左から)、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

1950年の創業以来、ローカルの人々に長く愛されているリリハベーカリーが、2021年11月、4店舗目となるワイキキ店をオープンし、地元メディアでも取り上げられるほどの話題となりました。ハワイには古来伝統料理と並んで、たくさんの移民たちが持ち込んだ調理法が進化したローカルフードと呼ばれるものがあります。ハワイに住む人々が普段食べている老舗のローカルフードをワイキキで食べることができる。これは観光客にとっても、地元の人にとっても大変嬉しい出来事です。

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(画像=屋内、オープンエアー、バーカウンターと揃うダイニングエリア。、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)
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(画像=オープンエア席でローカル気分をさらにアップ。、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

ローカルフードの代表といえば「ロコモコ」です。ボリュームたっぷりのアメリカンなハンバーグをご飯の上に乗せるのは日本の丼を彷彿とさせます。ここではパンケーキのサイドに添えられたホイップクリームもココナッツ味でハワイ風。ローカルフード、アメリカンなどの幅広いダイナーメニューは営業中、時間で区切られることなく食べられます。

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(画像=パン、ペーストリー、ケーキと種類も豊富なベーカリー。、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

店内入り口にはベーカリーが併設してあり、チョコレートクリームとシャンテリクリームのバランスが絶妙なシュークリームのようなスイーツ「ココパフ」や「マラサダ」などをデザートにするのもおすすめです。

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(画像=『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

Liliha Bakery (リリハベーカリー)

International Market Place 3F, 2330 Kalakaua Ave. Honolulu, HI 96815
ワイキキ中心部から徒歩5分
7:00-22:00
無休
808-922-2488

3 ワイキキビーチのベストタイムは午後

予定を決めずにビーチクルーズがローカル式

「ワイキキ」でローカルのようにスローに過ごす1日
(画像=ワイキキのビーチスタンドではパラソルなどを時間制で借りることができます。、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

限られた日程での旅だからと思うとついつい予定を立てがちですが、ワイキキビーチではのんびり気楽に楽しんでほしいと思います。海が苦手という方は、オリンピアンでありサーフィンの神様と言われる「デューク・カハナモク」像と記念写真を撮ったり、ビーチ東側にある桟橋からビーチを一望し、パラソルを借りてお昼寝を。海に入らなくてもワイキキビーチを肌で感じることができます。

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(画像=デューク像はワイキキビーチ東にある警察署の横にあります。、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

ビーチは常夏の暑さですが、ハワイの海は意外と水温が低く初めて入ると冷たいと感じるほどです。ビーチで日焼け派には嬉しい水温ですが、海でぷかぷかと和むのならば太陽をいっぱいに吸い込んだ午後の海が気持ちのいい最適温度。日が傾き水面がキラキラと輝く様子は本当に美しく、ここは天国かしらと思ってしまいます。

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(画像=岩で外洋と区切られた浅瀬の水温は特に温かく、子供にもおすすめ。、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)
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(画像=サーフボードレンタルやレッスン付きもあります。、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

思い立って、初めてのサーフィンに挑戦するのもいいかもしれません。ビーチスタンドではその場で申し込んでサーフレッスンを受けられる気軽さです。

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(画像=砂浜で食べるシェイブアイスは最高!ドラゴンフルーツシロップがかかった「Blue Dragon」$10。、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

ワイキキビーチの〆は太陽を浴びてほてった体にぴったりの最新シェイブアイスを。バナナのフローズンソフトクリームで有名になった「バナン」がオンザビーチのロケーションにオープンしています。新メニューはハワイのフルーツで作ったシロップのシェイブアイス。ビーチの後のシェイブアイスはハワイっ子のお約束です。

「ワイキキ」でローカルのようにスローに過ごす1日
(画像=『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

Banan (バナン)

2161 Kalia Rd. Honolulu, HI 96815
ワイキキ中心部から徒歩10分
10:00-20:00
無休
808-773-7231

4 ハワイアンミュージックでパウハナの夕べ「マヒナ&サンズ」

プールを囲んでハワイアンミュージックに乾杯

「ワイキキ」でローカルのようにスローに過ごす1日
(画像=チーフ・バーテンダーが考案するオリジナルカクテルにはハワイ産が多く使われています。、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

「仕事終わり」を意味するパウハナというハワイ語は、「さあ飲みに行こう」といったハッピーなニュアンスで昔から日常生活の中でよく使われます。60年代〜70年代のハワイの雰囲気を持つホテル「星野リゾート サーフジャック ハワイ」のレストラン、マヒナ&サンズでは、その昔ハワイの人々が、夕暮れ時にハワイアンミュージックを奏でながら食事をしたようなイメージを想い、毎晩日替わりでローカルミュージシャンを招き、パウハナタイムを提供しています。

「ワイキキ」でローカルのようにスローに過ごす1日
(画像=ライブミュージックならではの良さを感じる空間。、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)
「ワイキキ」でローカルのようにスローに過ごす1日
(画像=地元で採れた食材を使った料理はどれも新鮮でおいしい。「Seared Ahi」$34。、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

プールサイドのテーブルにはキャンドルが灯され、ミュージシャンは豪華な顔ぶれ。
「Kapena DeLima」(カペナ・デリマ)などハワイ随一の音楽祭典「ナ・ホク・ハノハノ・アワード」での受賞経験を持つ実力派たちの歌声を生で聴き、ローカル食材をふんだんに採り入れたフードとドリンクが脇をかためる。ゆるやかにあたりが暗くなる空間に響くサウンドが心地よく、ああハワイはなんていいところなんだろうと思わずにはいられません。

「ワイキキ」でローカルのようにスローに過ごす1日
(画像=『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

Mahina & Sun’s(マヒナ&サンズ)

The Surfjack Hotel & Swim Club
412 Lewers St. Honolulu, HI 96815
ワイキキ中心部から徒歩1分
Mahina Lounge Live 毎日 18:30-21:00
無休
808-924-5810

星野リゾート サーフジャック ハワイ

412 Lewers St. Honolulu, HI 96815
ワイキキ中心部から徒歩1分
808-924-5810(ハワイ)
0570-072-022(宿泊予約)
ご予約は星野リゾート サーフジャック ハワイ予約サイト

※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。

記事公開:2022/11/01

提供・星野リゾート みちくさガイド

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