冷蔵庫や洗濯機などの家電は、価格が高い傾向にあります。そこで役立つのが、家電量販店の株主優待で手に入るお買物券や割引券です。
そこで今回は、ヤマダホールディングス<9831>、ノジマ<7419>、ビックカメラ<3048>の株主優待券を紹介します。
2022年11月2日現在の最低投資金額や利回りなどで優待内容を比較していますので、ぜひ銘柄選びの参考にしてみてください。
ヤマダホールディングス【年2回、最大50,000円分のお買物券】優待利回り3.14%
ヤマダホールディングス<9831>は、『ヤマダデンキ』が属するヤマダグループの持株会社です。家電だけでなく、住宅や家具・インテリア、保険・金融など、さまざまな事業を展開しています。
ヤマダホールディングスの株主優待は、500円分のお買物優待券です。同社の株式を100株以上保有すると、年に2回、500円分1枚と1,000円分2枚のお買物優待券がもらえます。
全国にあるヤマダデンキの店舗で税込1,000円以上のお買い物をすると、1,000円ごとに1枚(500円)の優待券を利用できます。
お買い物優待券は、500株以上の保有で年5,000円分、1,000株以上の保有で年10,000円分、10,000株以上の保有で年50,000円分まで増える仕組みです。
株主優待を得るために必要な最低投資額は4万7,700円(2022年11月2日現在)であり、ノジマやビックカメラと比較すると手ごろに取得できます。
『ヤマダデンキ』でお買い物をする機会が多い人だけでなく、初めて株式に投資をする方にもおすすめできる銘柄です。
ノジマ【割引券やポイント最大128,200円相当】優待利回り8.67%
株式会社ノジマ<7419>は、首都圏を中心に家電専門店『nojima(ノジマ)』を展開する企業です。オーディオやパソコン、スマートフォンなどの取り扱いに力を入れています。また、メーカーやキャリアから派遣されたスタッフがいないのも特徴的です。
ノジマの株主優待は、『ノジマ』の全店舗やインターネット通販『Nojima Online(ノジマオンライン)』で利用できる、株主優待割引券と株主来店ポイントなどです。
同社の株を100株以上保有する株主には、最大12,000円相当(最大1,000円相当の株主優待割引券5枚×年2回+株主来店ポイント券(500ポイント)2枚×年2回)を還元されます。
株主優待割引券は、『ノジマ』でお買い物をしたとき、支払い方法(現金・クレジットカードなど)に応じて最大10%の割引きが受けられる優待券です。株主来店ポイント券は、『ノジマ』の店頭に持参するとノジマスーパーポイントと引き換えできます。
還元相当額は、保有株式数で決まる仕組みです。200株以上で最大24,000円相当、500株以上で最大62,600円相当、1,000株以上で最大128,200円相当を還元してもらえます。
ノジマの優待利回りは8.67%(2022年11月2日現在)とヤマダホールディングスやビックカメラよりも高いです。
『ノジマ』でお買い物をする機会が多い人にとっては、特にお得な銘柄といえるでしょう。