サラダやオードブル、お弁当などに彩りを添えてくれるハム。半分に折ったり、丸めたりするだけでも存在感は十分にあるのですが、飾り切りをすることで、華やかさがさらに増しますよね。でも凝ったデザインにするのは、なかなか簡単ではありません。
それなら、「ハムカッター」を使ってみるのはどうでしょう。今回は、セリアとダイソーで見つけた2種類の「ハムカッター」で、ハムの飾り切りに挑戦してみたいと思います!
◆リボン型の飾り切りなら、セリアの「リボンハムカッター」
まずは、セリアの「リボンハムカッター」(110円/税込)を使ってみたいと思います。
「リボンハムカッター」は、ハートの形をした本体の中央部分に押し型がついた商品。
表・裏で、ラージサイズ、スモールサイズと大きさが異なるリボンの型抜きができちゃいます。
※ラージサイズ:横幅約65mm
※スモールサイズ:横幅約50mm
では、リボン型の飾り切りにも取りかかっていきましょう。
◆簡単3ステップで作れちゃう
「リボンハムカッター」の円にハムを合わせて、型を抜きます。ハムの残りは、刻んでサラダなどに使います。
なんだか、鍵のような不思議な形。これが、どうリボン型に変わるのかというと…。
ハムの中央部を、上からつまむようにキュッと谷折りにしたら、ひも状の長い部分を下から上にクルッと巻きつけます。
そして、その巻きつけた部分につまようじを刺したら、出来上がり。
上がラージ、下がスモール。
これは…、どこからどう見てもリボン! 自力では到底作ることができそうにない、複雑な飾り切りも、「リボンハムカッター」にかかれば、ググッと押して型抜き&クルッと巻くだけ。簡単すぎて、感動ものです。
サラダの盛りつけのほかにも、デコおにぎりの頭部にリボンとしてつけても、可愛く仕上がりそうですよね。
◆お花を作るなら、ダイソーの「ハムカッター」
続けて、ダイソーの「ハムカッター」(110円/税込)でお花型の飾り切りに挑戦。
ダイソーで購入した「ハムカッター」は、本体も可愛らしいお花の形。
表・裏には、それぞれ幅の異なる突起(ハムに切れ目を入れるカッター)がついていて、細目と粗目の2タイプの飾り切りができるようになっています。
※細目・・・約6mm幅
※粗目…約10mm幅
それでは、早速使ってみましょう。
◆ハムが切れるまでギュッと押し付ける
ハムを1枚、平らなまな板の上に置いたら、「ハムカッター」を上からギュッと押しつけます。
裏返してみると、こう。
しっかりとハムが切れるまで、「ハムカッター」を押しましょう。
◆半分に折って、くるくる巻くだけ
次に、切れ目が横向きになるようにハムを置きます。
左右どちらか一方からパタッと半分に折ります。
そうしたら端からクルクルと巻くだけ。
下の部分をつまようじで刺して固定すれば、完成!
ハムが、花びらのようにフワッと開きました。
◆2種類のお花が作れる
左が細目、右が粗目。
細目のほうがより繊細で、巻くときにハムが切れないように…と、集中力を要するのですが、どちらも所要時間はわずか10秒。複雑な飾り切りが、テクニックいらずでできてしまいました。
ただし、ハムがよく切れていないと、巻いたときにパッと開きません。「ハムカッター」をしっかりと押すことが、成功の秘訣のようです。
もし、切れにくい場合は、「ハムカッター」を押しながら切れ目方向に動かすといいそう。
セリアの「リボンハムカッター」も、ダイソーの「ハムカッター」も、株式会社小久保工業所の商品で、店舗もしくは公式ウェブサイトからもチェックできますよ。
<文/高木沙織>
【高木沙織】
「美」と「健康」を手に入れるためのインナーケア・アウターケアとして、食と運動の両方からのアプローチを得意とする。食では、発酵食品ソムリエやスーパーフードエキスパート、雑穀マイスターなどの資格を有し、運動では、骨盤ヨガ、産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、Core Power Yoga CPY®といった資格のもと執筆活動やさまざまなイベントクラスを担当。2021年からは、WEB小説の執筆も開始。Instagram:@saori_takagi