フランスで50年以上愛されている絵本『プチ・ニコラ』をご存知でしょうか?ルネ・ゴシニ作、ジャン・ジャック・サンペ画によるこの絵本は、フランスで子供から大人まで幅広く愛され続けている永遠のベストセラーです。
プチ・ニコラたちのくすっと笑える日々が詰まった絵本が、今年、装いも新たに日本再上陸するということでご紹介したいと思います。
フランスのわんぱく小学校プチ・ニコラ
小学生の男の子プチ・ニコラを主人公にした物語で、愉快な学校の仲間たちとの生活がエスプリの効いた文章とかわいらしい挿絵で描かれています。初版から50年以上経ちますが、小学校の教材としても活用されるなどフランスを代表する国民的絵本なのです。
プチ・ニコラの通う学校やおうちを舞台に、家族や仲間たちの日々が綴られています。いつもなにか食べているふとっちょのアルセスト、成績がクラスで一番で先生のお気に入りだけど虫の好かないところがあるアニャン、お金持ちのパパになんでも買ってもらえるジョフロワなど、プチ・ニコラの周りには個性豊かな友だちがたくさん。
喧嘩したり、いたずらしたり、冒険したり…先生やママに怒られることも多いけど、毎日ワクワクしながら過ごしているプチ・ニコラを見ていると、なんだかこちらまでワクワク楽しい気持ちになってきます。
子どもから大人まで楽しめる、ほっこりエピソードが満載
50年前にフランスで書かれたお話ということで、今の日本から見ると「そんなことあるんだ!」という驚きがある部分もありますが、「わかる、わかる!」と共感できる部分もたくさんあります。本の後半には「物語をより楽しむために」というコラムも掲載されているので、併せて読むと、プチ・ニコラの世界がさらに理解できます。
プチ・ニコラと同じくらいの年齢のお子さんが読んで楽しめるのはもちろん、フランスらしいエスプリの効いたお話なので、大人が読んでも楽しめるはず。プチ・ニコラたちのいたずらや小さな冒険エピソードを読みながら「ああ、昔、こんないたずらしたな~」なんて、懐かしい気持ちにもなったり。
いたずらして怒られても、成績が悪くても、友だちと喧嘩しても、プチ・ニコラはいつもポジティブ!そんなプチ・ニコラの姿や楽しい毎日にきっと元気がもらえますよ。
外出自粛や梅雨などで、家で過ごす時間の多い季節、ぜひ、プチ・ニコラたちの愉快な毎日をのぞいてみてはいかがですか?
★初回特典として、表紙イラストをモチーフにしたオリジナルしおりが各巻に付いています。しおりの裏に、ちょっとした仕掛けが隠されているので、チェックしてみてください。
※ 数に限りがあるため、なくなり次第終了となりますのであらかじめご了承ください。
- ■書籍情報
- プチ・ニコラシリーズ① Bonjour プチ・ニコラ
- プチ・ニコラシリーズ② プチ・ニコラの休み時間
- 文:ルネ・ゴシニ
- 絵:ジャン=ジャック・サンペ
- 訳:曽根元吉・一羽昌子
- 販売元:世界文化社
- プチ・ニコラ世界文化社公式Twitter:@nicolas_sebun
– ★3巻「プチ・ニコラの夏休み」、4巻「プチ・ニコラと仲間たち」は2020年6月中旬、5巻「プチ・ニコラのなやみ」は7月上旬発売予定!
提供・PARIS mag(シンプルで上質なライフスタイルを提案するWEBマガジン)
【こちらの記事もおすすめ】
>今気になるのは“固め”プリン。都内で楽しめるプリン6選
>フランスの国民食!クスクスを使ったタブレのレシピ
>おうち時間に作りたい!家庭で作るフレンチレシピ集
>パリのブロカントショップ『Brocante Petite LULU』に聞く、アンティークの楽しみ
>2020年最新!パリグルメ通がおすすめするパリのお土産4選