KALDI(カルディ)の商品は定期的にSNSでバズっていますが、最近では「ロイヤルミルクティーベース」こと、「ホーマー ロイヤルミルクティーベース 無糖 紅茶専門店用」(税込321円)が注目されています。
バズっている食品を見るとどうしても「本当においしいの?」と思ってしまうため、実際に「ロイヤルミルクティーベース」を飲んでレポートします。せっかくなので、いろいろな飲み方も試しました。
◆当たり前だけど、割らないとかなり苦い
パッケージには「希釈タイプ1:1」と丁寧に書かれているものの、まずはストレートで飲んでみました。
紙パックのキャップを開けた時から芳醇な香りが広がった時から、うすうす感じていましたが、飲んでみて確信に変わりました。
……めちゃめちゃ味が濃い。
1:1の飲み物をストレートで飲んでいるから、ということも当然ではありますが、それでも十分濃いです。味自体はとても上品な味わい。この風味を300円ほどで買えるのであれば、コスパ的にもとても優れており、SNSで注目されるのも納得です。
ちなみに、「濃すぎるためストレートはナシ」というわけではなく、薄味のクッキーやビスケットを摘まみながら飲むと、「ロイヤルミルクティーベース」の濃さを楽しめるのではないでしょうか。リキュール感覚ですね。
◆いろいろなミルクで割ってみたい
いよいよ本来の正しい飲み方、牛乳割りで飲んでみました。
ストレートの時に感じた苦みを牛乳のマイルドさが包み込み、「ロイヤルミルクティーベース」の上品さをしっかり残した飲みやすいミルクティーに変わりました。もちろん、砂糖やガムシロップを入れても良いのですが、「ロイヤルミルクティーベース」と牛乳だけで堪能したくなるミルクティーです。
牛乳との相性次第では「ロイヤルミルクティーベース」は違った表情を見せてくれそうなので、いろいろなメーカーの牛乳を試したくなります。さらには、豆乳やココナッツミルクで割ってみても違った可能性を秘めているように感じました。
「今度はこのミルクで割ってみよう」と日常の中で考えたくなる、生活が少しワクワクさせてくれるミルクティーかもしれません。
◆あまりオススメできない飲み方「生姜紅茶」
次はこれからの寒い時期にピッタリそうな生姜紅茶。「ロイヤルミルクティーベース」自体苦いため、そもそも薬味である生姜と一緒に飲むとより苦みを感じます。風邪を引いた時には飲みづらそうなので、ハチミツを投入。
ただ、ハチミツを入れてもなお、その苦みは強く、緩和されることはありません。苦みを消すためにハチミツや砂糖を入れ過ぎると味のバランスが崩壊するため、生姜との相性はそこまで良くなく、生姜紅茶はあまりオススメできない飲み方でした。
◆焼酎で割って「紅茶ハイ」はどうか
最後は紅茶ハイに挑戦。牛乳と同じ1:1ではさすがに焼酎の味が勝ちそうだったため、ロイ2:焼酎1で注ぐことに。やはり「ロイヤルミルクティーベース」は濃いため、2:1では完全に焼酎の風味を打ち消しました。水も加えて「ロイヤルミルクティーベース」と水と焼酎の割合を1:1:1にすると飲みやすいです。
なんにせよ、「ロイヤルミルクティーベース」の濃さが強いため、焼酎が苦手な人でも飲みやすくいただけます。紅茶ハイは個人的にはゴクゴク飲める印象ですが、やはり苦みが強いためゴクゴクよりは、何かを摘まみながらチビチビ飲むと良さそうです。
ただ、“何を摘まむのか”がわかりません。ドライフルーツのような甘さ控えめなデザートが合いそうではありますが、検討の余地はかなりあります。「ロイヤルミルクティーベース」を使用した紅茶ハイの肴を考えるのも楽しそうです。
◆焼酎と牛乳で「ミルクティーハイ」も作ってみた
ちなみに、牛乳を入れてミルクティーハイにすると、飲みやすさはアップしました。しかし、いよいよ焼酎感がなくなるため、結果的に入れないほうが良かったです。
賞味期限も長く、紙パック自体そんなに大きくないため場所も取らないロイヤルミルクティーベース。1つ持っておくと何かと便利かもしれません。
<写真・文/高萩陽平>
【高萩陽平】
恋愛系のメディアで多数執筆。10年前からmixiやスカイプちゃんねるなどでネットナンパに没頭。数年前からマッチングアプリに参戦して結果を出し続けている。元アイドル、100キロ越えのふくよかさんなど、多種多様な女性との交際歴を持つ。