映画「耳をすませば 」の主な登場人物と声優

『耳をすませば 』のキャラクター声優をまとめて紹介!意外な声優も?!
(画像=ジブリ公式サイト、『Sorte plus』より引用)

続いて、『耳をすませば』の主な登場人物の声優を紹介します。ジブリファンからハイスペック男子として愛されている天沢聖司の声を担当しているのは、今をときめく人気俳優さんなので、ぜひチェックしてみましょう。

天沢聖司役の声優は高橋一生

『耳をすませば 』のキャラクター声優をまとめて紹介!意外な声優も?!
(画像=映画.com、『Sorte plus』より引用)

雫が恋をする天沢聖司役の声優は、俳優の高橋一生さんです。天沢聖司は、雫が天沢聖司のことを知る前から、雫のことが気になっており、接点を作るために図書室へ通い、雫の読む本を必死で追いかけ図書カードに名前を書いていた策略家でもあります。

この真相は、天沢聖司本人が物語の終盤で雫に語っており、その話を聞いていた雫は顔を真っ赤にしていました。学年でも話題になるほどの堅物イケメンで、バイオリン職人と言うかっこいい夢を持ち、一途だなんてまさに女性の理想だと言えるでしょう。

さらに声優を担当した当時14歳の高橋一生さんは、声変りをする前に天沢聖司の声を演じたようで、この知識を知らなければ、誰も高橋一生さんだとは気づかないのではないでしょうか。

話題となったきっかけは、『今夜くらべてみました』のジブリ特集が行われていた回で、天沢聖司の声は高橋一生さんだと流れ視聴者もスタジオ内も驚きの声で溢れました。また、『耳をすませば』のレコーディングの1週間後に声変りをしたと言う奇跡にも驚きです。

『耳をすませば 』のキャラクター声優をまとめて紹介!意外な声優も?!
(画像=ジブリ公式サイト、『Sorte plus』より引用)

番組では、天沢聖司の人気セリフの「おまえなあ、よくそういう恥ずかしいこと平気で言えるよな」が流れると女性陣の歓声が沸き起こりました。また、視聴者も例外ではなく、ネットでも話題になったようです。

バロン役の声優は露口茂

『耳をすませば 』のキャラクター声優をまとめて紹介!意外な声優も?!
(画像=ジブリ公式サイト、『Sorte plus』より引用)

『耳をすませば』に登場するバロンを担当した声優は、露口茂さんです。バロンの本名は、フンベルト・フォン・ジッキンゲン男爵で、所有者の西司朗が、ドイツ留学中に惚れこみ、持ち主に頼み込んだことで譲ってもらった人形でした。

目は、雲母片岩や緑柱石で出来ており、制作時に職人が偶然傷つけた傷跡により、光に当たると反射して美しく輝きます。バロンは元々2組セットの人形で、恋人のルイーゼは他の女性が所有しており、戦争で紛失したことで一体だけになってしまいました。

声を務めた露口茂さんは、『太陽にほえろ!』などの人気ドラマに数多く出演していた俳優さんです。『耳をすませば』以降の声優としての活動は吹き替えを少しした程で、1990年代後半からは芸能活動をあまりしていません。

主人公 月島雫の家族と声優

『耳をすませば 』のキャラクター声優をまとめて紹介!意外な声優も?!
(画像=『Sorte plus』より引用)

続いて、月島雫の家族の声優を紹介します。月島家の家族構成は父・母・娘二人の4人で、どのキャラクターもいい味のあるキャラクターです。声優さんは意外な人物が担当しているので、参考にしてみて下さい。

月島雫の家族①お父さん月島靖也役 声優 立花隆

『耳をすませば 』のキャラクター声優をまとめて紹介!意外な声優も?!
(画像=ジブリ公式サイト、『Sorte plus』より引用)

雫の父である月島靖也の声優は、立花隆さんです。月島靖也は図書館の司書をしており、雫の読書好きは父親から来ているのではないかと言われています。基本的にあまり言葉を発することがなく、寡黙ですが優しい父親です。

また、受験生にもかかわらず読書ばかりしている雫に怒ることはありませんし、受験生として大事な時期に小説を書き始めたため、模試の成績がガクッと落ちた雫には、成績のことは責めずに、人と違う職業の厳しさを的確に教えていました。

月島靖也の声を務めた立花隆さんは、声優さんではなく評論家やジャーナリストとして活動されています。異色の職業の方を起用したことで、ナチュラルで素朴な月島靖也を作り上げたジブリはやはり流石でしょう。

月島雫の家族②お母さん月島朝子役 声優 室井滋

『耳をすませば 』のキャラクター声優をまとめて紹介!意外な声優も?!
(画像=映画.com、『Sorte plus』より引用)

雫の母である月島朝子を演じたのは、室井滋さんです。月島月子は主婦にして大学に通う社会人大学生で、家事と学業に追われている忙しい母となります。また、月島靖也同様、雫を厳しく縛り付けるような育児はしておらず、雫の小説家になりたいと言う夢を応援する一人でもありました。

声優を担当した室井滋さんは、女優さんですが声優業も多くこなしています。『耳をすませば』の他には、『ファインディング・ニモ』のドリーなどディズニー作品にも起用されました。

女優さんとしては1978年に『ビハインド』でスクリーンデビューを果たしてから現在まで数多くの作品に携わっている実力派でもあります。

月島雫の家族③姉月島汐役 声優 山下容莉枝

『耳をすませば 』のキャラクター声優をまとめて紹介!意外な声優も?!
(画像=ジブリ公式サイト、『Sorte plus』より引用)

雫の4歳年上の姉である月島汐の声は、 山下容莉枝さんが演じました。月島汐は大学1年生で社会人大学生の母親の代わりに家事をこなす、しっかり者です。

また、スポーツ好きで活発な性格の月島汐は、自分とは対照的に部屋に籠って小説ばかり読んでいる雫のことを心配し、厳しい小言を言うシーンもいくつか見受けられました。しかし、妹を大切にしている優しい姉なので、最終的には小説家になる夢を応援し、雫に一人部屋を与えるため一人暮らしも始めます。

月島汐の声優である山下容莉枝さんは、本業が女優で『渡る世間は鬼ばかり』を始めとした多くの有名作品に出演されていました。声優活動は、『耳をすませば』の他に、『思い出ぽろぽろ』や『平成狸合戦ぽんぽこ』にも起用されています。