天孫降臨神話に登場する神秘的な霧島連山や桜島、錦江湾など、雄大な自然に恵まれた霧島。鹿児島空港周辺に広がる茶畑を見ても分かるように、霧島はお茶の名産地。本記事では、地元の方たちも足繫く通う、霧島茶や旬のフルーツを使った季節限定スイーツが楽しめるカフェを5つご紹介します。霧島の豊かな自然を感じる癒しのカフェ空間に、旅行中のスキマ時間や温泉帰りに訪れてみてはいかがでしょうか。

1 年輪堂

霧島連山を一望しながら有機抹茶で一息

温泉帰りにも。季節のスイーツやお茶を堪能できる霧島のおすすめカフェ5選
(画像=「おはぎ(あんこ/きなこ)」各150円、「天降の白」850円、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

かつては日本一と称された大きなお茶の木が受け継がれる、「霧島大茶樹公園」内の霧島茶専門のカフェ。鹿児島に所縁のある夫婦が県外から移住し、「霧島市牧園町や霧島茶の魅力を伝え、地域の方々にとっては多世代交流の場となるような場所にしたい」という思いで2020年6月にオープンしました。
有機栽培で育てられた霧島茶を使った抹茶や煎茶、抹茶ラテなどの各種ドリンクや、地元食材を使った和洋菓子を取り揃えています。霧島連山が一望できるように工夫された座席で、ゆったりとした豊かな時間を過ごせます。

ここでしか味わえない手作りのお茶菓子と一緒に

温泉帰りにも。季節のスイーツやお茶を堪能できる霧島のおすすめカフェ5選
(画像=霧島連山を眺めることができるカウンター席、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

おすすめは、色鮮やかで香り高く濃厚な旨みが特徴の霧島有機抹茶「天降の白」。苦みが控えめで上品な味わいのまろやかな抹茶で、霧島産の小麦粉や雑穀を使用した手作りの「おはぎ」との相性も抜群です。おはぎは上品な甘さと、もち米の食感を楽しむことができます。
また、茶葉の販売も行っているので、その場でお気に入りの茶葉をお土産として購入可能。自然豊かな公園内にあるので、季節によってその時々の風景を楽しみながら、ここでしか味わえない手作りの味を堪能しましょう。

ご当地サポーターコメント
有機抹茶「天降の白」は最後の一雫も残さず飲み干したくなるほど、まろやかで苦みが少なく、茶葉本来の甘みを感じるおいしさです。

温泉帰りにも。季節のスイーツやお茶を堪能できる霧島のおすすめカフェ5選
(画像=『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

年輪堂(ねんりんどう)

鹿児島県霧島市牧園町持松690-5大茶樹公園内
JR霧島神宮駅から車で約10分
10:00~17:00
定休日:水・木曜
0995-55-1369
Ⓟ:無料

2 今吉製茶

有機紅茶と季節のスイーツセットを頬張る至福時間

温泉帰りにも。季節のスイーツやお茶を堪能できる霧島のおすすめカフェ5選
(画像=サツマイモや地元産のシャインマスカットを使用した和紅茶のアフォガード「秋の琥珀」(単品810円)、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

1917年(大正6年)創業の霧島市初の茶小売店の老舗「今吉製茶」が、2022年5月にオープンしたカフェショップ。「県内外の方々に霧島茶のおいしさを発信し、お茶本来の味を引き立たせるスイーツを提供する発信の場にしたい」という思いで開業しました。
カフェメニューのおすすめは、地元食材を贅沢に使用した季節の変化を楽しめるスイーツ。スタッフ全員の抜群なチームワークで試行錯誤しながら商品開発を進め、手間ひまをかけた手作りのスイーツを提供しています。

囲炉裏のある店内でホッと一息

温泉帰りにも。季節のスイーツやお茶を堪能できる霧島のおすすめカフェ5選
(画像=囲炉裏のある落ち着いた雰囲気の店内、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

お茶の香りに包まれた店内奥にある、囲炉裏の席でゆっくりと過ごすのがおすすめ。まるで時が止まったかのような、穏やかな時間の流れを感じる心地よい空間に身を任せ、おいしいお茶をじっくりと味わうことができます。また、スタッフの手書きポスターやメニュー表にもご注目。「お茶の魅力を伝えたい」という思いやこまやかな気遣いが伝わってきます。
店内には、贈り物用、自宅用、急須用、ティーバック用の各用途に合わせたお茶の販売や、お茶にまつわる雑貨やお菓子が並んでいるので、買い物も楽しめます。

ご当地サポーターコメント
とにかくスタッフの皆さんが温かく、お茶に対するこだわりが伝わってきます。旬の食材を使った手作りスイーツは絶品です!

温泉帰りにも。季節のスイーツやお茶を堪能できる霧島のおすすめカフェ5選
(画像=『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

今吉製茶(いまよしせいちゃ)

鹿児島県霧島市溝辺町麓3391
JR嘉例川駅から車で約8分
9:00~17:30
定休日:水曜、12月31日午後~1月2日
0995-59-2017
Ⓟ:無料

3 ジェラテリアクオーレ

旬の果物を使った霧島市唯一のジェラート専門店

温泉帰りにも。季節のスイーツやお茶を堪能できる霧島のおすすめカフェ5選
(画像=「クオーレミルク」と「ピスタチオ」(540円)、「フランボワーズペパン」と「霧島茶」(594円)、「りんご梨」と「ブルーベリーチーズ」(540円)、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

関東で15年パティシエの経験を積んだ店主が、ジェラートに魅了され2017年6月にオープンした、霧島市唯一のジェラート専門店。一番のこだわりは地元の旬の食材を使用した、その時期にしか食べられない素材を楽しめるおいしいジェラートを提供することです。
季節の食材を使用しているため、1日限定や週替わりでメニューが変わります。霧島茶、知人農家から直接仕入れたフルーツに一手間を加えた、旬のおいしさにこだわったジェラートをいただくことができます。

憩いの場として、温泉帰りに立ち寄る常連さんも

温泉帰りにも。季節のスイーツやお茶を堪能できる霧島のおすすめカフェ5選
(画像=ナチュラルテイストな店内は、可愛らしい白壁が印象的、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

店内は、子どもから大人まで親しみやすいアットホーム空間。霧島産のフルーツやお茶、サツマイモなどの地元食材を使用したジェラートを求めて頻繁に通う地元の常連さんも多く、温泉帰りに立ち寄る方も多いのだとか。天気の良い日には、外のテラス席でいただくこともできます。
ジェラートは、カップまたはコーン、サイズはシングル、ダブル、お子さまサイズから選ぶことができます。オールシーズンの旬を味わえるジェラート店です。

ご当地サポーターコメント
短ければ1週間ほどで時期が終わってしまうフルーツもあるそうで、通うたびにその季節ごとの素材を味わうことができます!

温泉帰りにも。季節のスイーツやお茶を堪能できる霧島のおすすめカフェ5選
(画像=『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

ジェラテリアクオーレ

鹿児島県霧島市国分新町2-15-25
JR国分駅から車で約5分
11:00~18:00
定休日:基本的に月・日曜
0995-47-5433
Ⓟ:無料

4 フルーツパーラーTAWAWA

老舗果物店が見極める、旬のフルーツパフェを堪能

温泉帰りにも。季節のスイーツやお茶を堪能できる霧島のおすすめカフェ5選
(画像=クリームは控えめに、旬のフルーツをふんだんに使用した「フルーツパフェ」(980円)、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

創業60年の老舗果物店(小西ストアー)内に、「春夏秋冬たわわに実る、おいしい果物のことをもっと知ってほしい」という思いで2002年にオープンしたパーラー。全国から集まった果物を毎朝7時に市場から仕入れ、店舗内でその果物を使ったフルーツジュースやパフェを提供しています。
おすすめは、店主が見極めた旬の果物をふんだんに使った「フルーツパフェ」。オーダーが入ってからその場で作り始めるので、フレッシュな本物の味を堪能できます。

五感で味わう、柑橘類の爽やかな香りに包まれた店内

温泉帰りにも。季節のスイーツやお茶を堪能できる霧島のおすすめカフェ5選
(画像=飲食スペースのすぐ隣には新鮮な果物が並んでいる、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

フルーツパフェの主役はもちろん果物。旬の果物の中からさらに厳選した果物を贅沢に使い、手作りのシャーベットやクリームは主張しすぎない甘さ控えめなものを使用。フルーツパフェの概念が変わるかもしれない、そんな逸品です。
店主がお客さまとの会話からヒントを得て作った「パフェカレンダー」は、一目で旬の果物を使ったパフェを知ることができます。注文の際にはカレンダーを見て参考にしてみてください。お土産に旬の果物を買って帰るのもおすすめです。

ご当地サポーターコメント
フルーツパフェの概念が変わります!旬の果物だけを使った贅沢なパフェで、色々な種類の果物を食べることができます。

温泉帰りにも。季節のスイーツやお茶を堪能できる霧島のおすすめカフェ5選
(画像=『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

フルーツパーラーTAWAWA

鹿児島県霧島市国分中央3-30-5
JR国分駅から車で約5分
10:30〜18:00
定休日:水曜
0995-45-0393
Ⓟ:無料(1台)、国分パークプラザ(無料サービス券配布)

5 こまもの屋 沖玉

桜島と穏やかな錦江湾を一望できる海沿いのカフェ

温泉帰りにも。季節のスイーツやお茶を堪能できる霧島のおすすめカフェ5選
(画像=手作りの「豆乳のチャイ」(300円)、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

霧島市から鹿児島市内へ向かう国道沿いにある、海沿いのカフェ。立ち寄りやすく、穏やかな海風が吹き抜ける店内には、店主が国内外から選んだ雑貨が並んでいます。
おすすめのメニューは、鹿児島県産の紅茶や生姜、屋久島のきび砂糖を使用した「豆乳チャイ」。日によってスパイスの配合が変わり、きび砂糖のまろやかな口当たりを楽しむことができます。店内で飲食できますが、テイクアウトして外のベンチで、桜島と錦江湾を眺めながらゆったりするのもおすすめです。

海風が気持ち良い開放的な空間で心からリラックス

温泉帰りにも。季節のスイーツやお茶を堪能できる霧島のおすすめカフェ5選
(画像=開放感のある店内で一息、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

店主がその時々でピンと来たアイテムを取り寄せ、海外で暮らす友人から直接仕入れることもあるそうで、異国の雰囲気が漂うアイテムが並んでいます。また、年に4回ほど開催しているイベントでは、鹿児島県内の作家やベーカリー、雑貨店などが集まり、交流の場としても親しまれています。
ショップ名の「沖玉」は、昔使われていた地名に由来し、初めて訪れてもどこかアットホームな雰囲気で立ち寄りやすい空間です。海の目の前にあり、海までおよそ11歩という近さ。カフェタイムの前後で海辺の散歩もおすすめです。

ご当地サポーターコメント
季節のフルーツを使った「梅ソーダ」や「グリーンレモンソーダ」などもあります。座席から眺めることができる桜島と錦江湾の景色が最高で、時間を忘れさせてくれます!

温泉帰りにも。季節のスイーツやお茶を堪能できる霧島のおすすめカフェ5選
(画像=『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

こまもの屋 沖玉

鹿児島県霧島市隼人町小浜63-1
JR隼人駅から車で約11分
10:00〜16:00
定休日:月・日曜
0995-55-1791
Ⓟ:無料

※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。 記事公開:2022/11/04

提供・星野リゾート みちくさガイド

【こちらの記事も読まれています】
雨が降っても楽しめる。箱根のおすすめ観光スポット5選
アートとクラフト、美食を巡る金沢の女子旅
大町エリアでお土産選びにおすすめの店5選。ご当地グルメから民芸品まで
旭川エリアで地元の方々がおすすめする穴場のランチスポット5選
神話伝説が息づく、霧島市の気候と服装を知っておこう!