プレゼントがえんぴつ

大学生の時なので今から10年ほど前のクリスマスの日に、初めて長い期間付き合った彼と オシャレをしてデートを楽しみ、楽しいクリスマスだなぁーなんて思っていたら、プレゼント交換の時に衝撃を受けました。 私の前に差し出されたのは、子どもが使うようなキティちゃんのノートとえんぴつでした!!自分との思い出を綴ってほしいと言われまじめに渡されました。
今では笑い話ですが当時の私にとっては、別れを意識したプレゼントでした。

(30代・女性)

長年のサプライズが無駄に

私には子どもがいます。子どもは6年生まで、サンタクロースの存在を信じていました。友達からはいないと言われて、薄々はサンタクロースは親だと気がついていたかもしれませんが、それでも、親友もうちの子ども同様にサンタクロースの存在は信じていたので、うちの子どもも私に、「お母さん、サンタクロースは本当にいるの?」と聞かれ、親友のママともしっかりと打ち合わせをして、「もちろんいるよ〜。良い子のところにしか来ないから家には来てくれるんだよ。」と6年生まで話していました。
親からは子どもがサンタクロースはいないとわかるまで、コッソリとサプライズでプレゼントをクリスマスイブに贈り続けていました。しかし、あるタイミングで年下のいとこがサンタクロースからプレゼントをもらった話を子どもとしていたときに、私の母が「サンタクロースなんていないのにバカバカしい。」と言いました。私は慌てて子どもに「サンタクロースはいるよ!」と言うと母が更に「現実をしっかりと教えないと。サンタクロースなんていないんだから。」と言いました。そうして、私のサプライズの長い年月は無駄になりました。

(40代・女性)

今回は、「クリスマスの苦い思い出」エピソードについてまとめました。
今年のクリスマスがいい思い出になることをfuelle編集部一同祈っています。
文・fuelle編集部