・BTS(防弾少年団)ジョングクのフィリピンファンベースが、台風被害を支援する物資を寄付した。
・このファンベースは、これまでにも台風や火山などにより被害を受けた地域へ支援物資を送付。
・様々な善行を通じて、ジョングクの善良な影響力を波及している。
BTS(防弾少年団)のジョングクのフィリピンファンベースが、台風被害を支援する物資を寄付し、心温まる思いを抱かせた。
最近、台風“ナルガエ”がフィリピンの南部地域を襲い、ジョングクの現地ファンベースであるGolden Alliance PHが、損失を分かち合うべく恩情ある対応を見せた。
Golden Alliance PHは、ツイッターアカウントで「台風被害に伴い、物資を寄付した」と明かしている。
それによると、台風の被害を受けたフィリピンのコタバト州、ミンダナオ島に、米や食料品、毛布、タオル、下着をセットにしたキットを送ったという。
そして「今後も止まることなく、先行して活動していく」と伝え、分かち合いと実践の手本を示した。
Golden Alliance PHは、以前にも様々な善行を通じてジョングクの善良な影響力を波及している。
2021年にはスーパー台風“ライ”の被害を受けた、ネグロス・オキシデンタル州シパレイに、米、水、麺、コーヒー、缶詰やロウソクなどが含まれた寄付物資100パックを、BTSジョングク名義で配布。
現地の赤十字社Philippine Red Crossには、現物寄付も行っている。
また、2020年に発生した台風“ゴニ”と“ヴァムコー”による被害地域を支援するための寄付と、衛生キットおよび毛布、米、缶詰製品、麺、ビスケット、ミネラルウォーターなどの寄付物資も伝達。
他に、タール火山の噴火による被害者を支援するため、BTSジョングクの名でフィリピンの赤十字社に寄付物資を送ったことも。
さらに、マニラ動物園に残っている唯一の象“マリ”に食糧と装備を寄付。
これにはフィリピン市長が「K-POPアイドルBTSの、チョン・ジョングクのフィリピンファンクラブ“Golden Alliance PH”が、マニラ動物園にいる象のマリのために、食糧と装備を寄付して下さったことに感謝します」と、SNSに直接感謝の言葉を綴り話題を集めた。
ジョングクのグローバルファンは、たゆまぬ寄付と慈善活動へ自発的に乗り出し、ファンダム文化の模範となり、世界中で多くの手本となっている。
(TOPSTAR NEWS ファン・ソニョン記者 / 翻訳:長谷川朗子)
BTS プロフィール
BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。
HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。
デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。
ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。