使い終わった財布を、あなたはどのように処分していますか?古い財布の処分は、財布を買い替えるたびに悩みますね。財布は自分の運気と関係があるので、処分の仕方次第でその後の金運が違ってくるので、ただ捨てるのは避けたほうがいいですよ。今回は古い財布の捨て方と、財布の最適な買い替え時期を合わせてご紹介します。

財布の買い替え時期とは?年数、季節は関係ある?

財布は1年~3年で買い替え・処分すると良い運気を保てる

財布の寿命は1年という説と、3年(約1,000日)という説があります。どちらにしろ、風水ではお金がさまざまな人の手を介して自分の手元に来ることから、良い運気も悪い運気も呼び込みやすく、それが財布にも移るのだそうです。よって、定期的に財布を変えることで運気を入れ替えると金運にいいそうです。

1年であれば財布がきれいな状態を保ち続けられると思いますが、2年・3年と使い続けていると、財布はだんだんくたびれてきます。使い始めて3年までいかなくても、財布がくたびれてきたと思ったらその時が買い替え時です。迷わず古い財布を捨てることにして新しく買い替え、良い金運を呼び込みましょう。

あなたと一定期間を共にし、お金の運気を左右する大事な財布ですので、気に入ったものを選びましょう。

財布を買い替えるのに良い時期は春か秋の季節!由来もチェック

財布を買い替えるのに一番適した時期は、春の季節と言われています。「春財布」という言葉がありますが、これは春と「張る」をかけており、財布がお金でパンパンに張る、という由来があります。ちなみに春とは、現在の暦ではなく旧暦を指すので、具体的には以下のようになります。

春財布の購入に適した時期

冬至(12月20日頃)~雨水(2月中旬頃)

立春(2月4日頃)~啓蟄(3月上旬頃)

ざっくり言うと、お正月のあたりから1~2か月程度ということですね。現在の季節的には真冬の時期も入っていますが、「新春」という言葉が使われる時期を思い浮かべていただくとわかりやすいかと思います。

また、秋の季節も財布を買うのに適していると言われています。こちらも「秋財布」という言葉があり、実りの季節である秋に財布を買い替えるとお金も実ると言われています。春財布の時期を逃してしまった方、また春財布の時期までだいぶ日があるけど新しい財布がほしくなった方は、秋財布を購入してみてはいかがでしょうか。

一粒万倍日・天赦日などの開運日も財布の買い替えに適している!

一粒万倍日、天赦日などといった言葉をご存知ですか?これらは開運日と呼ばれるもので、物事を始めるのに良いとされています。その中でも、金運に適した開運日を選んで財布や宝くじを買ったり、買い替えた財布を使い始めたりするとより効果が期待できます。以下に主な開運日をまとめました。

一粒万倍日

一粒の種が何倍にも実るという意味から、お金に関することを始めるのに適した日

天赦日

天が万物を赦(ゆる)すとされ、何を始めるにも適した日

寅の日

一日で千里の道を往復できる虎の習性のように、出ていったものがすぐに戻ってくるとされる日

巳の日

お金に関する願い事をすると、蛇が弁財天に届けて叶えてくれるとされる日

天赦日は年に5日程度しかない貴重な日ですが、それ以外は毎月あります。また、日によっては複数の開運日が重なることもあり、その場合それぞれの効果が合わさってより強力な開運日となります。中でも一粒万倍日と天赦日の組み合わせは特に良いとされ、毎年2~3日しかないので本当にレアな日です。

その他に財布で金運アップを望むには、財布の色や金額なども関係があります。

古い財布の捨て方4つ!使い終わった財布は処分も丁寧に

使い終わった財布の捨て方①紙に包んでゴミに出す

古い財布の捨て方一つ目は、紙に包んでゴミに出す方法です。古い財布は他のごみと一緒に捨ててかまいませんが、運気を気にする場合は財布を紙で包みましょう。他のごみに直接触れるのを避けるのと、処分される財布の最後の姿が外から見えないようにする意味から、中身が見えないように包みます。

使用する紙は、和紙など白い紙がお金の流れや運気を浄化してくれる効果がありベストと言われていますが、気持ちがこもっていれば新聞紙、包装紙などでも大丈夫です。感謝の気持ちを込めて、熨斗を付ける人もいるそうですよ。

使い終わった財布の捨て方②雨の日に捨てる

古い財布の捨て方二つ目は、雨の日に捨てる方法です。お金の運気は、水気の多いところに集まると言われています。風水の考えによると、お金は水に触れることで増えるものなのだそうです。よって、お金に関係のある財布を雨の日に捨てることが一番望ましいと考えられています。

ごみの日がちょうど雨の日に当たるとは限らないので、紙で包んだ状態のものを単独で保管して雨の日を待つといいかもしれません。また、水気という点から海や川の近くで捨てるというのでもいいそうです。自宅から離れた場所の場合は、ごみの分別や捨てる場所に気を付けて処分しましょう。

使い終わった財布の捨て方③古い財布を塩で清めてから切り刻む

古い財布の捨て方三つ目は、塩で清めてから切り刻む方法です。奇抜な捨て方に見えますが、金運をリセットするという意味があるので、新しい財布とともにそれまでの金運やお金の流れを変えたい方にはおすすめです。

やり方は、粗塩を財布にひとつまみ振りかけて清め、可能な範囲で財布を切り刻みます。終わったら、袋に入れて他のごみと一緒に捨てましょう。

使い終わった財布の捨て方④神社・お寺で供養してもらう

古い財布の捨て方4つ目は、神社かお寺で供養してもらう方法です。上記の3つは自分で簡単にできる捨て方でしたが、使い終わった財布の処分にこだわりたい方は、神社に持っていくことをおすすめします。プロに拝んでもらうことで、しっかり金運をリセットするだけでなく、財布を買い替えた後の運気も上げてくれます。

近くの神社やお寺に問い合わせて持ち込んでもいいかもしれませんが、財布供養を専門的におこなっているところも日本各地にあり、郵送で受け付けてもらえることも多いです。ということで、続いて古い財布の供養ができる神社とお寺をご紹介します。

古い財布の捨て方は?お財布供養ができる神社・お寺5選

金持神社(鳥取県)

お財布供養ができる神社・お寺一か所目は、鳥取県にある金持(かねもち)神社です。年に四回の決まった日に財布のお焚き上げをしてくれることで有名です。また、お焚き上げが終わった後に証明として「金の素」というものがもらえるので、それをお守り代わりにするために金持神社にお焚き上げを依頼する人が多いそうです。

金持神社の概要

お焚き上げは毎年1・4・7・10月の25日

お焚き上げのお布施として2,000円が必要

終わった後に「金の素」がもらえる

住所:鳥取県日野郡日野町金持1490 

名前からして金運にご利益がありそうな金持神社は、全国からお焚き上げの依頼がくることもあり、ホームページの案内が充実しています。ネットショップからお焚き上げの申し込みをしたり、縁起物を購入したりもできるので、なかなか鳥取まで行けないという方も、まずホームページを見てみてはいかがでしょうか。

宝木宝木神社(熊本県)

お財布供養ができる神社・お寺2か所目は、熊本県にある宝木宝木(ほぎほぎ)神社です。こちらは毎月1日に財布のお焚き上げをおこなっており、お布施は必要ありません。宅配で依頼する際、120円切手を貼って宛先を書いた返信用封筒を一緒に送ると、金運のお守りを送ってもらえるそうです。

宝木宝木神社の概要

お焚き上げは毎月1日

お布施は不要(無料)

金運のお守りがもらえる(返信用封筒・切手が必要)

住所:熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陰 2909-2

宝木宝木神社は、平成に入ってから建立されたのでかなり新しい神社です。なお、境内からは熊本のパワースポットとして有名な阿蘇山の姿を拝むことができるので、宅配でお焚き上げの依頼をするだけでなく、ぜひ直接参拝にも行ってみてほしい神社です。

五百羅漢寺(東京都)

お財布供養ができる神社・お寺三か所目は、東京都目黒区にある五百羅漢(ごひゃくらかん)寺です。東京都目黒区にあります。独自に定めたサイフの日(毎年3月12日)と、その年の天赦日に財布の供養をおこなっています。供養料2,000円のほか、供養証明書や金運のお守りに別途料金がかかります。

五百羅漢寺の概要

財布の供養は毎年3月12日と、その年の天赦日

供養料は2,000円

供養証明書とお守りがもらえる(別途料金が必要)

住所:東京都目黒区下目黒3丁目20−11

五百羅漢寺は、都心なのでアクセスの良さは抜群です。ちなみに天赦日とは前述の通り「天が全てを赦す(ゆるす)」という意味の、日本の暦で一番の吉祥日です。せっかくですから、天赦日に五百羅漢寺に財布を持ち込んで法要に参加してみてはいかがでしょうか。最高の天赦日の過ごし方になりそうです。

千葉千手観音妙泉寺(千葉県)

お財布供養ができる神社・お寺四か所目は、千葉県東金市にある千葉千手観音妙泉寺(みょうせんじ)です。財布供養のほか、バッグ・メガネなど幅広く供養を受け付けています。財布供養は一個3,000円からで、大きさによって供養料が変わるため事前に電話連絡が必要です。年中いつでも受付可能とのことです。

千葉千手観音妙泉寺の概要

財布供養は年中受付可能

供養料は一個3,000円から(大きさにより変動あり、要電話連絡)

財布以外にバッグ、メガネなども供養可

住所:千葉県東金市山田1210

財布はもちろんのこと、バッグやメガネなども供養の対象になるのは驚きですね。愛用していたものがあれば、財布と一緒に供養をお願いしてみてはいかがでしょうか。また、随時受付可能というのも忙しい方にとってはありがたいポイントです。

浄土宗安楽寺(京都府)

お財布供養ができる神社・お寺五か所目は、京都府綴喜郡にある浄土宗安楽寺です。財布やかばんの供養はもちろんのこと、箸や刃物の供養も受け付けているという変わったお寺です。

浄土宗安楽寺の概要

あらゆる物の供養が可能。詳細は事前に問い合わせが必要

財布供養料は5,000円から

住所:京都府綴喜郡井手町多賀西南組47

詳しい費用や手順は、直接問い合わせてみてください。浄土宗安楽寺のホームページにもあるように、財布やかばんなど常に持ち歩くものは、処分するときまで責任を持つことが大切です。こうして考えると運気アップするしないに関わらず、粗末な捨て方で使い終わった財布を処分するのはやはり良くないことがわかりますね。